何かと話題になることが多いミドリガメことミシシッピアカミミガメ。
2023年には条件付き特定外来生物に指定されることが決まっていますが、他の特定外来生物とは違い許可が無くても飼育を続けることが出来、販売が禁止されるため購入は出来ませんが新規での飼育も許可が無くても可能です。
今回の記事ではミシシッピアカミミガメを飼い始めたいという方、何かの縁でミシシッピアカミミガメを飼育することになったなどミシシッピアカミミガメの飼育を始めて見たいという方々の参考なればと思い、「ミシシッピアカミミガメの飼育に必要なケージの大きさ」を解説させて頂きます。
ミシシッピアカミミガメとは?

ミシシッピアカミミガメは、北アメリカ原産のカメで河川や湖沼に生息しています。
体長は最大で30cm程度になり、甲羅の色は濃い茶色や黒色で、黄色い線が入ることがあり、最も特徴的なのは、顔の側面にある鮮やかな赤い斑点があり、このことからミシシッピアカミミガメと呼ばれるようになりました。
また、ミシシッピアカミミガメは飼育しやすいことからペットとして人気があります。
ただし、ミシシッピアカミミガメは長寿で50年以上生きることができることもあり、他の生き物と同様飼育する場合は適切な環境やケアが必要であるため、飼う前にしっかりと準備をすることが重要です。
ミシシッピアカミミガメに適切なケージの大きさは?

ミシシッピアカミミガメを飼うためのケージは、自由に泳げる広さがある必要があります。
子ガメのうちは小さい水槽でも十分ですが、ミシシッピアカミミガメは成長すると体長30cm以上になることがありますので、大人になった亀を飼う場合は1匹につき水槽の底面積は90cm×45cm以上が適切とされていますが、可能であれば120㎝×60cmの物を用意してあげたいところです。
ミシシッピアカミミガメの飼育に適したケージの種類は?
ケージの素材は、プラスチック、ガラス、アクリル、などが使用されますが、耐久性があり、清潔に保ちやすいトロ舟などのプラスチック製ものが一般的に使われています。
しかし、飼育容器の高さが足りないと脱走することもあるため高さが無いものを飼育容器として使用する際はしっかりとフタをする必要があります。
変わったケージもあります。
Amazonを見ていると変わったカメ用の飼育ケージが販売されています。
試しにニホンイシガメのために購入してみましたので是非Youtubeでご覧ください!
ミシシッピアカミミガメは条件付き特定外来生物に指定されます!

ミシシッピアカミミガメはアメリカザリガニと同様2003年6月に条件付き特定外来生物に指定されます。
飼育につきましては申請などの必要はありません。
しかし、以下の事が禁止されこれらを行うと重い罰金、罰則が科せられます
- 販売目的での飼育、繁殖
- 野外への放流
- 大規模な譲渡
無償での譲渡は禁止とされていませんので万が一飼育が難しくなった際は、野外へ放つことはせずに飼育してくれる方を探すのも手です。
まとめ
以上が、ミシシッピアカミミガメの適切なケージの大きさについての情報です。
亀の健康と幸せを考慮して、適切なケージの大きさを選ぶことが重要となります。
また、ミシシッピアカミミガメの飼育に置いてケージの大きさだけでなく、水質管理も重要なポイントです。
水槽の水を定期的に入れ替え行い水質をいい状態で保ちつつ、水温を一定に保つためにヒーターや、水質を維持するためのフィルター、ポンプなどの飼育器具も必要となります。
この記事が皆様の参考になれば幸いです。
それでは。
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