ミシシッピアカミミガメの健康を守るために知っておくべき水質の重要性

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カメ
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ミシシッピアカミミガメは、水棲カメであり飼育時には適切な水質の維持が重要となります。
適切な水質を維持することで、ミシシッピアカミミガメの健康だけでなく生育にも影響を与えます。
今回の記事では、ミシシッピアカミミガメの健康を守るために知っておくべき水質の重要性について説明していきます。

水温

ミシシッピアカミミガメは、水温が低いと消化不良や免疫力低下を起こしてしまいまうため、水温を28℃~30℃程度に保つ必要があると言われています。
水温を一定に保つためには水中ヒーターなどの温度調節器を使用するのが一般的ですが、水中ヒーターを使用するときは必ずサーモスタット(水温調整機能)機能のあるものを使用してください。

水中ヒーターの中にはヒーターとサーモスタットが一体となっている物もありますが、個人的にヒーターとサーモスタットが別になっており、温度を自由に設定できるものがお勧めです。

また水中ヒーターの選び方につきましては別の記事に書いていますので、是非ご覧ください。

水量の計算についてはこちら

PH値

水のPH値が高すぎると、カルシウムの吸収が悪くなり、骨や甲羅の成長に悪影響を与えます。
一方、pH値が低すぎると水質が酸性になり、カメの健康に悪影響を与えます。
適切なpH値は、7.0~7.5と言われています。

PH値を調べる方法は市販の試薬で調べることは出来ますが、定期的な水替えを行っていれば自然と適切なPH値になるのでさほど気にしなくても良いでしょうが、どうしても気になる場合は調べて見ても良いでしょう。

水の交換

水質の良い状態を保つためには、定期的に水の交換を行う必要があります。
ミシシッピアカミミガメの場合、ろ過フィルターを使用しないのであれば1日に1~2回見た目がどんなにきれいでも週に1回は最低でも水の交換を行うようにしましょう。
また、水質を確認しながら必要に応じて交換頻度を増やすなどの調整をしてください。

ろ過フィルター

水質を維持するためには、フィルターの使用がおすすめです。

フィルターによって水中の食べ残しやフンなどの有害物質を除去し、水質を改善してくれます。
カメの飼育で使われるろ過フィルターは、水深を浅くしているのであれば投げ込み式フィルターや水中フィルター。
水深が深いのであれば上部式フィルターや外部フィルターが使用できる場合もあります。

まとめ

水質の管理はミシシッピアカミミガメの飼育において非常に重要なことです。
水質が悪いとカメの病気やストレスにもつながります。

適切な水温やpH値の調整、定期的な水の交換、フィルターの使用、餌や排泄物の管理に気を配り、カメの健康を守りましょう。

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