アメリカザリガニの繁殖力が凄まじいのは良く耳にしますよね。
飼育下でもその繁殖力は凄まじく多頭飼いしていればいつの間にかにメスのザリガニが卵を持っていることもしばしば。
それから少し日にちが経てばお腹の卵が赤ちゃんザリガニになるわけですが、その赤ちゃんザリガニは何を食べて、どんな世話をすればいいのか気になりませんか?
今回は、そんなザリガニの赤ちゃん(稚ザリ)の飼い方、育て方について書いていきます。

赤ちゃんザリガニが生まれたらどうすればいいの?
卵から孵ったばっかりのザリガニは、2~3週間ほどは母親のお腹にくっ付いています。
その後ベストなのは母親のお腹から完全に離れる前に母親と稚ザリを別の水槽に移す、または隔離してしまうことです。
母親と稚ザリを離す理由は、母親が稚ザリを食べてしまうからです。
まぁ、お腹に完全にくっついている時期でも稚ザリを食べてしまいまうんですがね・・・

赤ちゃんザリガニのエサはどうすればいいの?
基本的には大人のザリガニと一緒のもので大丈夫です。
大人のザリガニのエサだと大きいのでは?と思う方もいるかと思いますが、ザリガニが餌を食べるとき丸呑みするわけではなく、少しづつ齧るので細かく砕かないでそのまま与えても大丈夫ですし、細かく砕くと水質が悪くなるだけなのでむしろ細かく砕くのはお勧めしません。

赤ちゃんザリガニのために水槽の設備はどうすればいい?

基本的には水槽の設備などは大人のザリガニと一緒でも大丈夫です。
詳しくはガサガサで捕まえたザリガニの飼育法を見てください。
しかし、ザリガニはどんどん増えますし、親と隔離したほうがいいので稚ザリ専用の水槽を用意してあげてもいいかもしれません。
例えば、
これ1つでも十分ですし、プラケースなどに水草を大量に入れて育てる方法もあります。
水草を大量に入れることによって水中に酸素を行き渡せつつ、水質の浄化、シェルター代わり、常備食にできるのでいいことづくめです!
このとき入れる水草はいつものアナカリスがお勧めです。
あとは落ち葉なんかあるとシェルター代わりにもできますし、常備食としても良さそうですね。
詳しくはザリガニに落ち葉をあげるのを超お勧めします!をご覧ください。
まとめ
赤ちゃんザリガニは基本的には大人のザリガニと同じように飼えますが、大人のザリガニと一緒だと食べられてしまうので隔離か別の水槽に移すなどするのがお勧めです。
赤ちゃんザリガニの数を減らさない方法はこちらの記事をご覧ください。
もしそのまま飼育するのであれば水草を大量に入れたりして、稚ザリが隠れられるようにしてあげましょう。
それと最後にアメリカザリガニは要注意外来生物に指定されています。
飼育などは可能ですが、繁殖させ飼いきれなくなったからと言って無闇に河川などに放流するのは絶対にやめてください。
そんなことしているとアメリカザリガニまで特定外来生物に指定されるかもしれませんよ?
繁殖させるなら最後まで。
それでは!
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