このブログでも少し解説しました「ベアタンク」
このベアタンクというのは底砂を敷かずに生体を飼育する方法です。
底砂があると見栄えが良いのですが、なぜ底砂を敷かずに生体の飼育を行うかご存じでしょうか?
今回はそんな「ベアタンクのメリット、デメリット」について解説します。
ベアタンクのメリット
ベアタンクのメリットは以下の通りになります。
- 掃除がしやすい
- 病気の発生を抑制できる
などのメリットがあります。
では、それぞれ解説していきます。
掃除がしやすい。
ベアタンクのメリットで最も大きいのが「掃除がしやすい」事です。
底砂がないため、エサの食べ残しやフンなどが発見しやすく吸い出す際も底砂がないため吸い出しやすく底砂があるのと比べるとかなり掃除が楽になります。

病気の発生を抑制できる。
掃除がしやすいため、水質悪化が起こりづらい、病原菌の温床となる底砂がない。
そのため病気が発生しづらくなります。
生体の健康を考えるならとても大きいメリットですね!
ベアタンクのデメリット
ベアタンクのデメリットは以下の通りです。
- 汚れが目立つ
- 底面フィルターが使えない
- バクテリアが繁殖しづらい
です。
それぞれ解説していきます。
汚れが目立つ
底砂があれば、食べ残しやフンなどのゴミ、汚れは底砂に隠れて見えないのですが、水槽の底に何もないベアタンクだと食べ残しやフン、苔が目立ってしまいます。
これらが目立つことは掃除するタイミングなどが良くわかると言うメリットもありますが、観賞する点だとデメリットになってしまいます。

底面フィルターが使えない
底砂をろ材代わりにして水をろ過する底面フィルターは底砂がないベアタンクのは当然使用することは出来ません。
ですので、上部フィルターや外部フィルター、水流に弱い生体や稚魚を飼育する場合は投げ込み式フィルターやスポンジフィルターを使用するしかありません。
バクテリアが繁殖しづらい
底砂があれば底砂にもバクテリアが繁殖し水質のいい状態を保ちやすくなりますが、ベアタンクの場合その底砂がないため底砂を使用する場合と比べるとバクテリアの数は少なくなってしまいます。
その対策としては投げ込み式フィルターなどのろ過フィルターをメインろ過機の補助として使う事やろ材を多めに投入することです。
まとめ
ベアタンクについて解説させていただきました。
ベアタンクのメリットは
- 掃除がしやすい
- 病気の発生を抑制できる
などがあり、生体の健康を保つには大きなメリットになります。
逆にベアタンクのデメリットは
- 汚れが目立つ
- 底面フィルターが使えない
- バクテリアが繁殖しづらい
などがあり、飼い主の努力次第ではなんとでもなりますね。
観賞用としては劣る部分もありますが、生体の健康を考えると良い管理方法だと言えます。
もし、生体が★になってしまうっとお悩みの場合は1度ベアタンクを試して見てはいかがでしょう。
それでは!
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