我が家でお迎えしたミシシッピニオイガメの飼育環境ではベアタンクで底砂を敷いてはいませんが、ミシシッピニオイガメの飼育を続けていて底砂はあったほうが良いかも知れないと思うことがありました。
この記事をご覧の方も同じようなことを思っていらっしゃってくれた方もいるかと思います。
今回はミシシッピニオイガメの飼育に底砂は必要なのか?底砂を使うとしたらどのような底砂が良いのかをまとめてみました。
是非ご覧ください。
ミシシッピニオイガメの飼育に底砂は必要?

ミシシッピアカミミガメやクサガメを飼育している方の場合底砂を使用せずベアタンクで飼育している方が多く見受けられます。
その理由と言うのがろ過機を使用しないため全換水の必要があり、底砂が無ければ全換水しやすいからです。
もちろんミシシッピアカミミガメやクサガメの飼育でろ過機を使用することは出来ますが、ミシシッピアカミミガメやクサガメは甲長30㎝近いサイズになる個体もいるため、大型の水槽でなければ狭くなってしまいます。
そのためろ過機を使用せず大型でも安価なトロ舟などのケースで屋外で飼育している方も多く、その場合はわざわざろ過機を設置せず全換水で水質を維持するという方法をとっています。
ところが、ミシシッピニオイガメの場合ミシシッピアカミミガメやクサガメなどと違い大きくなっても14cmほどにしかならず45cm水槽でも終生飼育できると言われています。
さらに水深を深くして飼育する場合も多く、水替えで毎回全換水なんてやってられないですよね・・・
ですのでミシシッピニオイガメの飼育では水深を深くし、ろ過機を使用する方も多く全換水ではなく水量の1/3を換水する方も多いです。
そうなってくると底砂を入れるデメリットである全換水がしにくいっというのが無くなります。
このデメリットが無くなるのであれば底砂を入れてもいいのではないかと思いませんか?
ミシシッピニオイガメの飼育で底砂を入れるメリット、デメリット

それでは、ミシシッピニオイガメの飼育で底砂を入れるメリットとデメリットを紹介していきます。
ミシシッピニオイガメの飼育で底砂を入れるメリットは
- 見た目が綺麗。
- 底砂にろ過バクテリアが繁殖するため水質悪化を遅らせられる。
- ミシシッピニオイガメが水槽の底を歩きやすくなる。
- ミシシッピニオイガメが砂の中に身を隠すことが出来る。
以上のメリットがあります。
それでは、デメリットですが
- 誤飲の恐れがある。
- 粒が大きいと隙間にゴミが溜まる。
- フンや食べ残しの掃除がしづらい。
以上のようなデメリットがあります。
メリット、デメリットを参考にして頂いて底砂を導入するか参考にしてみてください。
底砂の種類について

底砂っといっても大きさや種類も豊富なためどれを使えばいいのか?どれは使ってはいけないのか?知っておきたいですよね。
ミシシッピニオイガメの飼育で使われる底砂の多くは粒の細かい物、砂利ではなく砂の使用がお勧めです。
その理由は
- 粒が細かいため間にゴミが溜まりづらい。
- 誤飲したとしても粒が小さいため少量なら問題ない。
- 野生のミシシッピニオイガメの生息環境に近い状態にできる。
などがあり、そのなかでも多く使われている物が田砂
そしてガーネットサンド
このあたりが使われています。
カルシウムサンドと呼ばれるものもあるそうですが、こちらは粒が大きく更にカメが誤飲することも多いようです。
甲羅の形成を助けるなどの話もあるようですが、どうやら効果は殆どないようなので使用しないほうが良いでしょう。
まとめ
ミシシッピニオイガメはベアタンクでも飼育可能ですが、ちょっと物足りないなぁ、底砂があったほうが良さそうっと思ったら底砂の導入を是非検討していただきこの記事を参考にしていただければ幸いです。
それでは!
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