観賞魚の飼育で水道水のカルキ(塩素)が生体にとって悪影響を及ぼすのは有名ですが、カメの飼育をする際にカルキ抜きの必要はあるのでしょうか?
私個人としてはカルキを抜いて飼育水として使用しております。
ただし、カルキ抜きを行わないでも何も問題なく元気いっぱいに育ってくれているっと言う方もいらっしゃいます。
そこで今回はカメの飼育でカルキ抜きを行うメリット、デメリット。
そして、カルキ抜きを行ったほうがいい場合をご紹介していきます!

カメの飼育でカルキ抜きを行うメリット
カメの飼育でカルキ抜きを行うメリットは以下の通りです。
①部分的な水替え時、ろ過装置使用時の水槽内のろ過バクテリアの数が減りにくい。
・・・以上です。
少なっ!って思われている方の多いでしょう。
しかし、これは特別な場合を除いてのメリットとなります。
また、ろ過バクテリアが水の中にいることで水質悪化を緩やかにしてくれます。
これって結構大きいメリットですよね!
また、その特別な場合についてはデメリットを紹介し終わった後に紹介させていただきます。
カメの飼育でカルキ抜きを行うデメリット
続いてカメの飼育でカルキ抜きを行うデメリットの紹介です。
- カルキ抜き剤を使用する際入れすぎると体調を崩す可能性がある。
- 正直面倒。
以上の2つです。
これも少なっと思われる方も多いかと思われますが、「カルキ抜き剤を使用する際入れすぎると体調を崩す可能性がある。」につきましては容量を守ればいいだけの話で、あまりデメリットとは言えない気もします。
正直面倒。につきましては・・・まぁそのままですw
カメの飼育でカルキ抜きを使用したほうが良い場合

さて、お待たせしました。
カメの飼育でカルキ抜きを使用するメリットの部分で書かせて頂いた、特別な場合を除いてのメリット。
特別な場合カメの飼育でカルキ抜きを使用したほうが良い場合を紹介させて頂きます。
カメの飼育でカルキ抜きを使用したほうが良い場合は下記のとおりです。
- 子ガメをお迎えする場合。
- 肌が弱いと言われているカメの子ガメ時の飼育。
- ろ過装置、砂利の使用時
子ガメをお迎えするときにカルキ抜きを使用したほうがいい理由は、輸送、環境の変化で体力を消耗していることが多くカルキによるダメージを無くすためです。
普段であればカルキによるダメージなど無いようなものですし、お迎え時にカルキ抜きを吸たほうがいいのも念のためっという感じです。
肌が弱いと言われているカメの子ガメ時の飼育にカルキ抜きをしたほうが良い理由は、カルキが肌荒れの原因になると言われているからです。
この原因と言うのが肌を守るバクテリアが死滅してしまうとも言われていますし、カルキ自体が肌にダメージを与えるとも言われています。
カルキ抜きをするようになってからカメの調子が良いと言われる方もいますが、水道水でも問題なく飼育出来ているという方もいます。
どの話がどの程度まで効果があるのかまでは申し訳ありませんが確認をすることが出来ませんでしたが、カルキ抜きをしてもデメリットもほぼないようなものですし、転ばぬ先の杖でカルキ抜きをしておいた方がいいかもしれませんね。
そして、ろ過装置や砂利を使用時にカルキ抜きをしたほうが良い理由ですが、ろ過装置や砂利を使用するメリットは何だと思いますか?
そう、ろ過バクテリアをろ過装置、砂利で繁殖させ水質を良い状態で保ちやすくすることです。
折角ろ過装置、砂利を使用しているのにカルキ抜きをしていない水道水をそのまま入れてしまえばろ過バクテリアは死滅してしまいます。
そのためろ過装置、砂利を使用する際はカルキ抜きを忘れずに。
まとめ
カメ飼育でのカルキ抜きは意見が分かれることが多いですが、カルキ抜きをするデメリットもほぼないようなものですしろ過装置などを使用してなければメリットも念のため程度です。
しかし、飼育している子の健康が念のため程度でも守れるのであればやる価値は十分あるかと考えられます。
ただ、ミシシッピアカミミガメなど水質悪化に強い種類の子を飼育していて、水が少しでも汚れれば全換水していると言う場合はカルキ抜きも必要ないとはおもいますが・・・
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