ガサガサなんかで野生のザリガニを捕まえたとき、稀に苔が生えている個体を見るときがあります。
屋外で飼育している個体でもたまに苔が生える子もいますが、ザリガニに苔が生えているとザリガニに健康などに悪影響がないか不安になりますよね。
今回はザリガニに苔が生えたときの対処法について解説していきます。
基本的には放置でOK!

ザリガニに苔が生えたとしても脱皮時にキレイになりますし、特に健康などにも悪影響もありませんのでザリガニに苔が生えたとしても放置して構いません。
どうしてもザリガニに生えた苔が気になる場合は、使い古した歯ブラシなどで磨いてあげてください。
ザリガニに苔が生える原因は?

ザリガニに苔が生える原因は、強すぎる光と飼育水の富栄養化です。
光と富栄養化した飼育水のある環境だと、水槽や飼育器具などに苔が生えやすくなるのと同じで、そんな環境だとザリガニ自体にも苔が生えやすくなります。
ザリガニ自体が弱って苔が生えるのではので安心してください。
バーンスポット病ではないか?

ザリガニに茶苔が生えたと思ったら一度バーンスポット病を疑ったほうが良いかも知れません。
バーンスポット病は体表表面に焼け焦げたような茶色の模様が出る病気です。
この病気は進行すると体の内部まで進行しやがて内臓にまでダメージを与え、体力を奪い最終的には命を落としてしまいます。
現在治療法もなく、この病気の詳しい原因も判明していません。
ただ、初期段階であるならば脱皮時に綺麗に茶色の模様がなくなることもありますので、脱皮を促すようにエサを多めの上げたりカルシウムの多いものを上げるのも手かもしれません。
我が家のナイトメアゴーストもこの病気にかかり命を落としてしまいました。
我が家のナイトメアゴーストのバーンスポット病についてはこちらの記事をご覧ください。
早い段階で気づければ治る可能性も高くはなるでしょう。
緑色のザリガニもいる。
今回の記事にはあまり関係はありませんが、緑色の改良されたアメリカザリガニも存在します。
アメリカザリガニはいずれ販売が禁止される可能性が高いので、いまのうちに購入しておきたいですね・・・
まとめ
ザリガニに苔が生えても健康的には問題はありませんし、脱皮時に綺麗になります。
しかし、どうしても気になる方もいらっしゃるかと思いますのでそういう場合は使い古した歯ブラシなどで綺麗にしてあげることも出来ます。
また、飼育下で苔が生えて気になる場合は、光の当たり方を変える、水替えなどで富栄養化した飼育水を交換するのが効果的です。
それでは!
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