残念ながらザリガニは死にます。
病気なのか飼育ミスなのか、寿命なのか。
死因は様々ですが、ザリガニも生き物なのでいずれは死んでしまいます。
では、死んでしまったら飼い主としてどういった行動をすればいいのでしょうか?
今回はザリガニが死んでしまったときどうすればいいのかを書いていきます。

死因を特定し、再発防止に努めよう。
先ずは死因を特定しましょう。
多頭飼い、又は他の水槽などでザリガニを飼育している場合飼育環境に原因があれば、このあとも死んでしまうザリガニが出てきてしまうからです。
死因が病気ならばその病気が他のザリガニに出てないかチェックしたり、ろ過器などが止まってないか飼育設備の点検、見直しも大切です。
死因が寿命の場合は、そこまで飼育出来たことを誇ってもいいと思いますよ。
ザリガニの死亡現認については下記の記事で詳しく解説していますのでそちらをご覧ください。
ザリガニの亡骸はどうすればいいの?
さてさて、死因の特定が終わったらザリガニの亡骸をどうにかしなければいけません。
主な方法は、
- 庭に埋める。
- 許可などを取り雑木林や公園などに埋める。
- 燃えるゴミに出す。
- 他のペット(大型の肉食魚や爬虫類とか)に食べさせる。
それぞれ解説していくと
庭に埋める

マンションやアパートにお住いの場合はこれが出来ないことが多いですが、庭に埋めるのが飼い主の精神的にもいいんじゃないでしょうか。
特に何の問題もありませんが、埋める際穴が浅すぎると野生動物に掘り返されることもあるので注意が必要です。
しかし、ここで注意してもらいたいのがニホンザリガニが生息している地域での庭及び屋外への埋葬は絶対にやめてください。
アメリカザリガニはザリガニペストを保菌しておりニホンザリガニはザリガニペストに対する抗体を持っていないため、ザリガニペストに感染すると死んでしまいます。
また、アメリカザリガニの場合日本に帰化してしまっているためニホンザリガニが生息していない地域を除き埋めても大丈夫かと思いますが、他の海外産の生き物は海外のダニなどの寄生虫や病原菌などを持っている可能性もあり、それを埋めてしまうと海外の寄生虫や菌を屋外にバラ撒いてしまう可能性が高いため基本的に海外産の生き物を屋外に埋めてはいけません。
許可などを取り雑木林や公園に埋める

1番難易度が高いんじゃないでしょうか・・・
なぜ難易度が高いかと言うと、これを無許可でやった場合罰せられることがあるので注意が必要です。
この方法を選ぶ場合は、必ず許可をもらってください。
燃えるゴミに出す
モラル的にどうなの?って思われる方も多いかと思いますが、アパートやマンションにお住まいの方にとってはこれが1番現実的なのではないでしょうか?
気が進まないかと思いますが、キレイな紙に包んであげたりなどをしてあげれば多少は抵抗も少なくなるかと思います。
冷たいやり方でしょうが、亡骸を放置するよりも何十倍、何百倍もマシです。
他のペット(大型の肉食魚や爬虫類など)に食べさせる
もし、ザリガニを食べるペットを飼ってらっしゃる場合はこの方法もありだと思います。
ただし、ザリガニが病気で死んだ場合食べさせようとした生体に悪影響も出る可能性もあるので止めといたほうが良いでしょう・・・
この方法をやる場合は自己責任でお願いいたします。
まとめ
残念ながらザリガニも生き物ですのでいずれ死んでしまいます。
そのときに死因を特定し、他のザリガニを守る事が大切かと思います。
そしてその亡骸は方法は違えど、丁寧に弔ってあげましょう。
それでは!
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