飼っているザリガニが水槽から脱走したと言う話をよく聞きます。
我が家でもザリガニが脱走するという事件が2回起きました(;´∀`)
脱走されるとホントに困りますよね・・・
そのまま死んじゃったらどうしようとか、どこか変なところに隠れてないかとか、小さいなお子さんがいる家庭では、お子さんがザリガニに挟まれないか不安もありますよね・・・
っということで今回はザリガニに脱走されたときの対処とその防止法についてご紹介したいと思います。
ちなみに我が家で脱走したザリガニは私の靴の中にいて、靴を履こうとしたら足先に固いものが当たってマジでびっくりしました(;´∀`)
なぜザリガニは脱走するの?理由と対策
ザリガニが脱走するには理由があります。
例えば
- 隠れ家となるものがなかったため
- 水質が今までの水質と大きく変わってしまったため
- 給餌していない
- エアレーションがされておらず酸欠状態に陥りそうだったため
- 強い個体が同じ水槽内にいて命の危険を感じたため
- 異性を求めて
などがありますので、それぞれ解説していきます。
隠れ家となるものがなかったため
他の生き物を食べて攻撃的な性格と思われているアメリカザリガニですが、意外なことに基本的に臆病な性格の生き物なので、身を隠せるような場所(シェルター)がないとストレスを感じてしまいます。
個体によって臆病さの度合いも変わってくるので臆病な個体ほど、隠れる場所がなければストレスを感じ脱走しやすいでしょう。
これの対策として有効なのは隠れ家となるものを用意すること。
ホームセンターやペットショップで売っているペット用のシェルターでもいいですし、割れた植木鉢や茶碗、塩ビパイプでも代用できます。
ちなみに我が家では、割れた植木鉢を隠れ家にしてますが、見た目は市販のシェルターが断然いいような気がします(-_-;)
また、我が家では塩ビパイプを使ってシェルターを自作しておりますのでそちらの記事も是非ご覧ください。
水質が今までの水質と大きく変わってしまったため
水質が大きく変わってしまうという事はアメリカザリガニだけではなく、水中の生き物全てストレスとなってしまいます。
水質が大きく変わってしまう原因として主な理由は、極たまにしかやらない水替え時にすべての水を交換してしまう事です。
同じ水道水に、同じカルキ抜きを使ったとしても飼育しているうちにエサの食べ残しや排泄物などの影響で水質は変わってしまいます。
水替えをたまにしか行わないであればなおさらです。
その変化した水質と新しい水の水質は違いますので、全て交換してしまえば水槽内の水の水質は全然違うものになってザリガニがストレスを感じてしまい、その結果脱走してしまうっということになります。
対策としては、水替え時は水量の3分の1程度までにして水質の変化を少なくしてあげると良いでしょう。
ただし、2日に一回など頻繁に水替えをするのであれば全量換水しても水質が新しい水とほぼ変わらないため問題はありません。
給餌していない
給餌してなければ脱走するのは当たり前ですね。
食べることは生きることと言うように生きるためにアメリカザリガニは脱走しようとします。
何らかの理由で給餌しない、出来ないのであればともかく給餌をサボるようなら生き物を飼う資格なんてあるのでしょうかね。
エアレーションがされておらず酸欠状態に陥りそうだったため
ザリガニのエラは魚と違い、湿ってさえいればエラ呼吸が可能という特殊なエラをしています。
そのため体の半分くらい水に浸かるくらいの水位にしてあげれば、エアレーションなしで飼育が可能です。
しかし、水位を高くしてエアレーションもしくは、ろ過器などで水中に酸素が供給できない状態だと、やがて水中の酸素が無くなり酸欠状態になって脱走・・・どころか最悪死亡してしまいます。
対策としては、エアレーション、空気を巻き込めるろ過機(上部ろ過や、投げ込み式フィルターなど)の設置です。
相性の悪い強い個体が同じ水槽内にいて命の危険を感じたため
ザリガニは共食いなどがある生き物です。
となれば相性の悪い強い個体がいれば命の危機すら感じてしまい、その結果脱走してしまうと言ことになります。
対策としては強い個体もしくは、いじめられている個体の隔離が必要です。
異性を求めて
これは一見ふざけているように見えますが、本当です(汗)
アメリがザリガニは相手を求めて脱走することがあるようです。
実際に我が家でも単独飼育していた時は何度も脱走され、多頭飼育に切り替えたとたん脱走が無くなりました。
ロマンチックですね(〃艸〃)ムフッ
対策としては、運命の相手を探してあげてください(〃艸〃)ムフッ
ただし、共食いの危険性があるため多頭飼育する場合は2匹までにして普段の世話を怠らないようにしましょう。
強硬策は・・・
上記の対策をしたとしても脱走してしまうことがあります。
そういう場合は仕方ないので水槽にフタをしてしまいましょう。
しかし、ザリガニの力は意外と強くフタをするだけだと、ふたを開けて脱走してしまうことも・・・
重りを乗せて対策してみましょう。
また、ザリガニを脱走させない飼育環境を作りましたので是非その記事もご覧ください。
まとめ
ザリガニが脱走してしまうならその理由を理解して、ザリガニが何を求めているかを理解して、人間もザリガニもお互いにストレスフリーで過ごしていきましょう!
誰か私の仕事のストレスをフリーに・・・(マテ
それでは!
コメント
[…] ザリガニの脱走について詳しくは「ザリガニは脱走名人!?脱走された理由と対策」をご覧ください。 […]
[…] いろいろな記事(ザリガニが死んでしまった・・・ザリガニに多い死亡原因とは?やザリガニは脱走名人!?脱走された理由と対策など)でろ過機があったほうがいいと書いてきましたし、ろ過機があるとないとでは、ザリガニ飼育の難易度が大きく変わってきますので、今回はそのろ過機のお勧めとその役割について書いていきます。 […]