前回の続きになります。
グッピーの選び方
他の魚と混泳したい!ハイグレードの国産個体をブリードした場合でも共通して言えることは、元気な個体を選ぶことです。
先ずは元気な個体の判別の仕方を書いていきます。

変な泳ぎ方をしてないか
グッピーは腰を振るように泳ぐと言われていますが、身体全体を振って泳ぐ個体は避けてください。
その他には端の方や底面付近でじっと泳いでいる個体も異常がある場合があるので避けたほうが良いでしょう。
身体が曲がってないか
たまに、身体がおかしく曲がったグッピーが売られていることがありますが、避けたほうが無難です。
こういった個体は奇形で、グッピーの血が濃くなったり、水中の酸素不足で生まれることがあります。
痩せていないか
痩せている個体は病気などの理由でエサを食べられない事が多いです。
そのようなグッピーを購入してしまうとお迎えしてからすぐ無くなってしまう可能性が高いだけではなく、病気を持っていれば他の魚に伝染してしまう可能性も十分あります。
ですので痩せているグッピーを選ぶのは止めておきましょう。
もし、見てもよく分からない場合は「健康で元気な子をお願いします。」っと店員さんに頼んでみましょう。
水合わせ
グッピーを購入したら水合わせをする必要があります。
急に環境を変えてしまうとグッピーが調子を崩してしまいます。
そのためグッピーの入っている袋と飼育を予定している水槽の水温や水質に徐々に慣らせグッピーの調子を崩さないために水合わせを行います。
水合わせのやり方は、
- グッピーの入っている袋を水槽に浮かべ30分~60分そのまま。
- 袋の水ごとバケツなどの容器に移します。
- バケツの水だけを3分の1程度捨て減った分だけ水槽から水を入れ、これを3,4回繰り返します。
- 生体だけを水槽に移します。
水合わせは以上です。
エサやり
生き物を飼う上でとても大切で楽しみでもあるエサやり。
これは、エサやりをすることでグッピーがお腹を満たすのは勿論、食いつきの良さでグッピーの健康状態を把握することも出来ます。
エサの上げ方は、5分かけて少しづつあげましょう。
その理由というのは食べ残しを出さないため、少し弱い、小さい個体にもエサが行き届くようにするためです。
エサの種類
基本的には成魚であれば人工飼料で良いかと思います。
もし早く大きくしたい!人工飼料だと食いつきが・・・っと思ったら赤虫がお勧めです。
冷凍のもの、乾燥しているもの、生きているものっとありますが、乾燥赤虫が一番手間はかかりません。
もし、稚魚が生まれた場合はブラインシュリンプや稚魚用のエサを与えてください。
ブラインシュリンプとは?
ブラインシュリンプはアメリカのソルトレイクなどの塩湖に生息する小さな生き物です。
卵から生まれる幼生は、グッピーの稚魚でも食べられる大きさでしかも栄養価も高いため稚魚のエサとして最適です。
販売されているブラインシュリンプは、自分で卵から孵化させるもの、孵化させたものを冷凍したもの、卵の殻を剝いてあるもの、があります。
卵の殻を剥いたある者が1番楽ですが、自分で孵化させたものが1番食いつきは良かったです。
水替え

グッピーを飼育していればそのうち、食べ残しやフンが溜まってしまったり、それらから発生したアンモニアを害の少ないものにした硝酸塩っというものが水槽内に溜まってしまいます。
それらが溜まってくると苔が発生したり、病気になってしまう個体も出てきたり最悪の場合死んでしまう個体も出てきてしまいます。
それを防ぐためにあくまでも目安ですが、1~2週間に1回の水替えが必要となってきます。
水替えのやり方
用紙するものは、バケツ、水替えホース、カルキ抜きです。
手順としては、
- 水槽の水を4分の1から3分の1水替えホースを使ってバケツに水槽の底のゴミを吸い取りながら抜く。
- 古い水をして水を汲む。
- カルキ抜きを規定量入れる。
- 少しづつ水槽に水を入れる。
以上です。
これの応用編としては、バケツをもう1個用意し予め水を汲んでヒーター等で水槽と水温を合わせておくっという方法もあります。
この方法だと生体への負担はより小さく済みます。
なお、水替えホースやバケツは100均で買えるものでも十分です。
まとめ
とりあえずはこんなところでしょうか。
グッピーだけに限らず生き物を飼育しているといずれ色々な問題、疑問が出てくるかと思います。
それらをこれからのブログで記事にしていきますので今後ともよろしくお願いいたします。
それでは!
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