美しいヒレと綺麗な体色で人気のあるベタ。
その姿は美しく人気のある熱帯魚ですが、オスは闘魚とも呼ばれるくらい攻撃的な性格しており、他のベタのオスと混泳させると死ぬまで攻撃しあうとも言われています。
また、その攻撃的な性格のため他の種類の熱帯魚との混泳も難しいため単独飼育される場合がほとんどです。
しかし、ベタのオスとメスならば繁殖だってするんだし、混泳出来るんじゃないかと思われる方も多いと思います。
今回の記事では闘魚とも呼ばれるベタのオスとメスならば混泳することができるのかどうかを解説していきます。
ベタのオス同士、メス同士の混泳の混泳

この記事の冒頭にも書きましたが、ベタは闘魚とも呼ばれておりベタの原産地である東南アジアではベタ同士を戦わせて、強く美しいベタを持つことがステータスとされていたそうです。
そのためが非常に闘争本能が激しくオス同士で混泳をさせる物ならば相手を見つけ次第喧嘩を始めてしまいます。
一方メス同士は混泳可能と言われており、ケンカになることは稀で問題も起きにくいと言われています。
しかし、体格差や性格によっては攻撃的な個体も出てくるかもしれませんので、混泳させる場合はヒレが切れてないかなどチェックするようにしましょう。
ベタのオスはメスにも攻撃します。

闘魚とも呼ばれるベタですが、オスとメスなら攻撃しないんじゃないかと思われる方も多いと思います。
しかし、ベタのオスはメスにも攻撃することが多いです。
オスは気に入ったメスとしか繁殖行動をとらず、気に入らない場合はオス同士でケンカするように威嚇や攻撃をします。
気に入って繁殖行動をとったとしても、オスの気が変わりメスに攻撃することもあり基本的に混泳を一時的にできても混泳し続けることは難しいでしょう。
ですので、繁殖時以外は別の水槽で飼育するのが無難でしょう。
もし、混泳させてケンカしてしまったら

ケンカしてしまったらボロボロになりますし、弱い方は死んでしまう事もあるでしょう。
そうならないためにも混泳させてケンカしてしまったら先ずはどちらかの隔離、水槽の移動です。
隔離ならばサテライトや大き目のグッピーの産卵ケースが使えますし、ヒーターなどの器具をわざわざ用意する必要もありませんし、水温や水質の変化もなくベタの体調にも優しいので隔離が無難かもしれません。
サテライトについてはこちらの記事に詳しく書いていますので是非ご覧ください。
ベタ以外の生き物との混泳について
ベタは縄張り意識が強く他の生き物にも攻撃する可能性は高いため特にオスのベタは単独飼育が望ましいです。
しかし、全く他の生き物と混泳できないわけではなく、混泳させる生き物の種類次第では混泳も可能です。
詳しくは下記の記事で解説していますので是非そちらもご覧ください。
まとめ
ベタは美しい魚のため混泳させたくなりますが、闘魚とも呼ばれオス同士の混泳はほぼ不可能ですし、オスとメスでの混泳もかなり注意深く見る必要があります。
このようなことからベタのオスは基本的に単独飼育にしたほうが良いでしょう。
それでは!
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