ネオンテトラの飼育方法

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アクアリウム全般
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前回の記事では『ネオンテトラの飼育水槽の立ち上げ方』(クリックすると前回の記事に飛べます)という事で、どのようにネオンテトラを飼育したいかを決めるところからネオンテトラを飼育する水槽の立ち上げ方まで説明しました。

いよいよ今回の記事ではネオンテトラの飼育方法について解説していきます。

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ネオンテトラの性格

ネオンテトラの性格は

  • やや臆病気味
  • とても温和

以上のような性格をしています。

そのため、ネオンテトラから他の種類の魚にケンカを仕掛けるようなことはなく、他の魚との混泳も楽しむことがしやすい熱帯魚です。

ただし、水槽内に自分よりも大きな魚がいるといじめられてしまったりストレスになってしまう事があります。

また、ネオンテトラは素早く泳ぎ回るため、ゆったりと泳ぐグッピーなどの魚のエサも先に食べて、それらの熱帯魚に十分にエサが行き渡らないこともありますので混泳相手の選定には気を使ってあげましょう。

そしてネオンテトラは群れで泳ぐことを好む熱帯魚ですので、単独飼育ではなく同種の複数飼育がおすすめです。

さらに臆病な性格から水槽に入れた直後は物陰に隠れてしまう事が多い

購入方法

一番良いのは、信頼の出来るアクアショップで実際にネオンテトラを見て購入することです。

といっても信頼の出来るアクアショップを見つけるのも中々骨が折れますが、最近ではググるとそのショップの評価も見れるのでよくわからない場合は、その評価を参考にしてみてください。

信頼のできるようなアクアショップであれば、入荷時期や詳しい飼い方なども教えてもらえますし、ネオンテトラのサイズや状態なども実際に見て確認することが出来ます。

もし近隣にアクアショップがないような場合は、通販で購入するのもひとつの方法です。

なかでも個人的にお勧めなのが「チャーム」さんです。

取り扱っている種類も多く、梱包も丁寧で魚の状態も良いことが多く信頼のおけるアクアショップの一つです!

さらには、数多くのアクアリウム用品も取り扱っておりAmazonにも出店しているので気軽に購入できるのもポイントです。(画像クリックでAmazonのチャームさんのサイトに飛べます。)

水温

ネオンテトラを飼育するのに適した水温は、25℃前後と言われています 20~28℃の水温なら問題なく飼育することができます。

しかし、冬場になると水槽の水温も下がってしまい、そのままにしているとネオンテトラが弱りやがて死んでしまいます。

そのため冬場は水槽用ヒーターは必ず使用して水温をネオンテトラが過ごしやすい25℃前後に保てるようにしましょう。

反対に夏場は水温が28℃を超えてしまうことが増えてきますので、水槽を設置している部屋全体をエアコンで涼しくしたり、冷却ファンを導入してネオンテトラが快適に過ごせる環境づくりをしていきましょう。

エサ

ネオンテトラはエサの選り好みをすることは少なく小型熱帯魚用の人工飼料であれば何でも食べます。

小型熱帯魚用の人工飼料はアクアショップはもちろん、ホームセンターやAmazonでも販売されているので購入しやすいのも特徴です。

なかでも、フレーク状のものは水を汚しづらいため熱帯魚を初めて飼育する方にもお勧めです。

餌は与えすぎると消化不良や水質の悪化につながるため、1日2~3回程度、1回につき2分以内に食べ切れる量を与えましょう

水替えや掃除

ネオンテトラを飼育している水は、1週間に一度、飼育水の1/3程度を新しい水と交換しましょう。

水換え用の水を用意するときは必ずカルキ(塩素)抜きを使用した水を使用します。

カルキ(塩素)は他の観賞魚同様エラにダメージを与えてしまい、魚が弱る原因になってしまいます。

また、水槽の底にはどうしてもエサの食べ残しやフンなどのゴミが溜まります。

ゴミをそのままにしておくと見た目が悪いだけではなく、ろ過フィルターの目詰まりや水質悪化に繋がってしまいますので、水換え時に底面のゴミも吸い取って水槽の底もキレイに保ちましょう。

そして時々ろ過フィルターの清掃もしましょう。

ろ過フィルター内には汚れがたまりますので定期的洗浄し、ろ材としての効果が切れる前に新しいものと交換しましょう。

このときに水道水で洗浄してしまうと繁殖した水をキレイにしてくれるバクテリアが死滅してしまうので、カルキ抜きをした水か飼育水で洗浄するようにしましょう。

ネオンテトラの混泳相手

ネオンテトラは臆病ですが温和な性格でもあるため、混泳に向いた魚です。

同じように性格が温和で、穏やかな熱帯魚とならば混泳を楽しむことができます。

例えば、コリドラスやオトシンクルスなどの穏和な性格な小型の熱帯魚やミナミヌマエビや石巻貝などの貝類がお勧めです。

逆にエンゼルフィッシュなどの大き目の熱帯魚との混泳は食べられてしまう恐れがあるため、お勧めすることは出来ません。

また、小型でもアベニーパファーなどの肉食魚との混泳もやめたほうが良いでしょう。

まとめ

今回はネオンテトラの基本的な飼育方法について解説してきました。

ネオンテトラは熱帯魚初心者としても有名ですので、ポイントさえ抑えれば難しいこともなく飼育できる魚です。

飼育方法は一般的な熱帯魚の飼い方と大差ありませんが、ネオンテトラはやや臆病な性格をしているため、複数匹で飼育してやるのがおすすめです。

ただし水槽の容量大きく越えた数で飼育してしまうと、水質がすぐに悪化してしまいます。
過密飼育に注意しながら、適正な数を導入するようにしましょう。

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