ザリガニが好きだし、ザリガニブログもこうやって書いているのでいろんな方のブログや動画、SNSなどを見させていただいています。
勉強にもなりますし見てて楽しいですしね((´∀`))
ただ、え?って思うこともあるんですよ。
例えば、アメリカザリガニを繁殖させてその子供たちを放流してきましたとか
それ、ダメ
え?なんで?って思う方もいるかと思いますので説明していきましょう!
ちなみにこの記事でのザリガニはアメリカザリガニを指します。

ザリガニを繁殖させて放流するのがなぜいけないのか?
アメリカザリガニは要注意外来生物に指定されており、ニホンザリガニ、アメリカザリガニを除く全てのザリガニが2020年11月2日に特定外来生物に指定されます。
今回アメリカザリガニが特定外来生物に指定されなかった理由がアメリカザリガニを特定外来生物に指定してしまうと、今まで飼育されていたアメリカザリガニを河川などに放流されてしまい生態系の破壊や農作物の被害拡大につながると考えられたからです。
つまり、それだけアメリカザリガニが生態系、農業に与える影響と言うのが大きいということなので繁殖させたアメリカザリガニを河川などに放流するということは生態系の破壊、農業被害の拡大を助長させてしまっているということです。

考えすぎでしょ?っと思っている方に教えたいこと
アメリカザリガニは元々ウシガエルの養殖時のエサとして24匹だけ輸入されました。
そしてその24匹を繁殖させそのうちの数匹が脱走し日本全国に広まってしまいました。
たった24匹から始まり要注意外来生物に指定されるほどに。
アメリカザリガニは1回の産卵で数百個の卵を産むと言われています。
そう考えると、たった一人の人が放流するだけでどうなるか分かりますよね?

繁殖させ過ぎてしまった場合は?
繁殖させ過ぎて飼いきれなくなることもあるかもしれません。
そうなった場合飼育放棄や放流などせずにやれることをやりましょう。
例えば、
- 新しい飼い主を探す
- ヤフオクに出品する
- アクアリウムショップに引き取ってもらう
などです。
新しい飼い主を探すのであれば知り合いなどに聞いてみたり、ジモティーや里親募集サイトを利用すれば見つけることができるかもしれません。
ヤフオクに出品するのであれば、落札してもらえるかもしれませんが、梱包や発送方法には注意を。
そしてアクアリウムショップに引き取ってもらうのであれば、肉食魚のエサになることは覚悟してください。
河川などに放流するよりはマシでしょうが、可哀想と思うならどうすればいいか分かりますよね?
まとめ
アメリカザリガニは恐ろしい量の卵を産みます。
増えたザリガニを飼いきれなくならないように気を付けまたは、飼う気がないのであれば繁殖させないようにしましょう。
河川などに放流するのはあまりにも非常識過ぎます。
生き物を飼うならきちんと責任を持ちましょう。
それでは!
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