2021年7月6日の○○新聞に「アメリカザリガニ、特定外来生物指定へ」っという記事がありました。
ですが、アメリカザリガニを除く外来ザリガニが特定外来生物に指定が決定された際、アメリカザリガニはペットとして多く飼育されているため特定外来生物に指定すれば放流される可能性が高いため、教材として広がってしまっているため、特定外来生物には指定せず新たな区分を作ると環境省が発表していました。
にも拘わらず「アメリカザリガニ、特定外来生物指定へ」どういうことなのでしょうか?

ミスリード
「アメリカザリガニ、特定外来生物指定へ」の記事の内容としては
環境省がアメリカザリガニ、ミシシッピアカミミガメの特定外来生物に新たな区分を設けてペットとして飼うことは認めたうえで、輸入や販売、野外に放出することを禁止する。
つまり、今までの特定外来生物に指定された生き物とは別の特定外来生物という枠組みの中に新たな区分を設け、ペットとして飼う事はいい(おそらく申請なしでも飼育可能?)が、輸入や販売、野外に放出した場合は罰則があるということになりそうです。
「アメリカザリガニ、特定外来生物指定へ」という見出しでは今までの特定外来生物に指定された生き物と同じく、輸入や販売、野外に放出の他、生きたままの移動、指定後に新たに飼育することが出来なくなってしまい、指定前に飼育していた場合は申請が必要になってしまうとミスリードされてしまいますよね。
生きたままの移動や飼育が出来なくなると勘違いさせることはアメリカザリガニ飼育者からしてみれば、かなり悪質なんじゃないでしょうか?
ちなみにまだ検討へとの事なので決定ではなく良い方向にも悪い方向にも変わる可能性はあります。
指定されれば野生のアメリカザリガニは減るのか?

はっきり言って効果はない。
日本に輸入されたアメリカザリガニはたったの20匹でそれらが逃げ出し繁殖し、日本中に拡がったと言われています。
飼育や移動を禁じたくらいで自然に増えたアメリカザリガニが減る可能性はほぼないといって言いでしょう。
ただ、まだアメリカザリガニが自然下で確認されていない北海道や小笠原諸島、沖縄に持ち込ませない、繁殖されないということにつきましては効果は大きいでしょう。
まとめ
アメリカザリガニの特定外来生物指定報道のミスリードにつきましてはアメリカザリガニ飼育者にとっては納得できるものではないのではないでしょうか?
実際に今まで特定外来生物に指定された生き物同様、輸入や販売、野外に放出の他、生きたままの移動、指定後に新たに飼育することが出来なくなってしまい、指定前に飼育していた場合は申請が必要になってしまうと思って言う方もいます。
しかし、アメリカザリガニの被害は実際に出ているわけで、被害にあわれている方は嬉しい報道というのも事実ですが、指定したところでアメリカザリガニの被害が減るわけではないので、指定するのであれば国の方でも駆除に力を入れてほしいところです。
どう転ぶとあれ私はザリガニ飼い続けますがね!
それでは!
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