アメリカザリガニ、日本ザリガニ以外のザリガニが特定外来生物に指定されるらしい

スポンサーリンク
その他
スポンサーリンク

Twitterなどで話題になっていますが、アメリカザリガニ、日本ザリガニ以外のザリガニが2020年11月に特定外来生物に指定されるそうです。
その特定外来生物に指定されることで一部ではザリガニ全てが飼育禁止で飼育したら罰金100万円とか騒いでいる人もいるのですが、アメリカザリガニ(タイゴーストを含む)と日本ザリガニは2020年11月に他のザリガニが特定外来生物に指定されても飼育が可能です。

では、2020年11月に特定外来生物に指定されるザリガニとはどのようなザリガニなのでしょうか?そもそも特定外来生物に指定されるとどうなるのかを書いていきます。

特定外来生物に指定されるとどうなるの?

そもそも特定外来生物の指定は、本来の生息地に存在する生物を保護するため、その生態系を破壊するおそれのある外来種について、2004年に成立した特定外来生物被害防止法に基づき環境大臣が指定します。

特定外来生物に指定されると

  • 国と自治体で駆除を進める
  • 国の許可を受けない輸入や生きたままの移動、飼育などが禁止される。
  • 違反した場合個人なら300万円以下の罰金または、3年以下の懲役
  • 法人が違反した場合1億円以下の罰金

になります。

今回特定外来生物に指定される主なザリガニは?

ミステリークレイフィッシュ

今回特定外来生物に指定されるザリガニの一種「ミステリークレイフィッシュ」
このザリガニ最大の特徴は単為生殖で1匹でも繁殖してしまい、飼育下の繁殖力ではアメリカザリガニを超えるほどらしいですが、自然下だと繁殖力はアメリカザリガニ並みか、それ以下と言われています。

しかし、ヨーロッパなどではミステリークレイフィッシュの野生化が進んでいるようです。
日本でも北海道や愛媛県などでも野生化が確認されていますが、アメリカザリガニと見た目が似ているため、実際は野生化している地域がもっと広い可能性もあります。

ドワーフザリガニ

こちらも今回特定外来生物に指定されるザリガニの一種で、大人でも10円玉サイズにしかならない小型のザリガニです。
その大きさから繊細でか弱そうなイメージがありますが、原産国がメキシコであるため、高水温に対する耐性もあり越冬も可能とされています。

フロリダハマー


鮮やかな青い見た目が特徴のザリガニで、アメリカのブリーダーが品種改良して生み出したことからそのブリーダーの名前をとって「フロリダハマー」と呼ばれるようになったそうです。

アメリカザリガニと比べると低水温に弱いそうです。
特定外来生物に指定されますが、野生化はアメリカザリガニより進まなそうなイメージですね。

上記の三種実は未判定外来生物

上記で紹介した三種・・・実は未判定外来生物に指定されています。
未判定外来生物とは、日本の生態系に影響があるか不明なため輸入時には環境大臣に許可を得ないと輸入できない生き物ですが!

許可を得ずに日本に持ち込まれているザリガニもおり、そのような違法な輸入を防ぐためにも今回特定外来生物に指定されるという話もあります。

既に飼育している場合は申請すれば飼育し続けることが可能

特定外来生物に指定後、新しく飼育し始めることは出来ませんが、特定外来生物に指定される前に飼育されていた場合は、規制されてから6か月以内に申請し許可を得られれば飼育し続けることが可能です。

詳しくはこちら

まとめ

アメリカザリガニは今回は特定外来生物の指定を見送られて引き続き許可なしでも飼育、販売は可能ですが2020年11月に特定外来生物に指定される種類のザリガニは2020年11月以降許可なしで飼育してしまうと罰金などが・・・
許可さえもらえれば引き続き飼育は可能なので、しっかりと申請しましょう。
間違っても河川などに逃がすなどないようにしてください。

それでは!

コメント

  1. […] […]

タイトルとURLをコピーしました