メダカ飼育で人気のホテイアオイ。しかし、ホテイアオイが原因でメダカが死ぬことも・・・ホテイアオイの注意点について解説!

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ホテイアオイは、丈夫で育てやすく、水質浄化作用も高くキレイな花まで咲かせるためメダカと一緒にしている方も多いんじゃないでしょうか?

しかし、そんなホテイアオイも気を付けなければメダカが死んでしまう事があります。

そのようなことにならないためにも今回、メダカ飼育で人気のホテイアオイの注意点について書いていきます。

根を切らなければならない

ホテイアオイは飼育環境に対して成長し過ぎることがあります。

そうなると水中の根が伸びすぎてしまいメダカの遊泳スペースがなくなるだけではなく、その伸びた根に絡まってしまいそのまま力尽きてしまう事もあります。

大切に育てているメダカがそれで死んでしまうのは悲しいですよね?

そうならないためにもホテイアオイの根を切る必要があります。

増えすぎに注意

薄紫の可愛い花を咲かすこともあるホテイアオイ。

そのホテイアオイの別名をご存じですか?

その別名と言うのが「青い悪魔」

ホテイアオイが青い悪魔と呼ばれている原因が強すぎる繁殖力が原因です。

その強すぎる繁殖力の影響で

  • 川や池などで爆発的に繁殖し水面を覆いつくしたホテイアオイが船の従来や漁を妨害。
  • 在来の水草の光合成を阻害し数を減少させる。
  • 群生するため水が淀み、その結果蚊が増えマラリアが流行したことがある。

自然下での話ですがこれくらい繁殖力が強いので増えすぎたからと言って川や池などにホテイアオイを捨てないでください。

なお、ホテイアオイは要注意外来生物に指定されています。

ホテイアオイが原因でメダカが酸欠を起こす場合がある

ホテイアオイが増え水面を覆いつくすとメダカが酸欠で死んでしまうことがあります。

水中の酸素は植物の光合成と水面のガス交換によって供給されています。

そのためホテイアオイが水面を覆いつくしてしまうと水面でのガス交換が行われなくなり、光合成で増えた水中の酸素も夜のうちにホテイアオイが成長のため使てしまいその結果、メダカが酸欠を起こしてしまいます。

さらに、ホテイアオイが水面を覆いつくすことにより水中の水草や植物プランクトンが光合成を行えなくなり、死滅してしまいます。

ホテイアオイにも導入するメリットはある

散々なことを書きましたが、ホテイアオイを導入するメリットもあります。

そのメリットと言うのが、

  • 水質浄化作用が高い。
  • 強い日差しから生物を守ってくれる。
  • メダカが産卵床として使う。

これらのメリットを考えると、増えすぎと根の伸びすぎにさえ気を付ければ導入するメリットは大きいのではないでしょうか?

まとめ

ホテイアオイの導入は

  • 水質浄化作用が高い。
  • 強い日差しから生物を守ってくれる。
  • メダカが産卵床として使う。

などのメリットもあるので導入するのは十分ありですが、

  • 増えすぎ
  • 根の伸びすぎ

に気を付けなければなりません。

ホテイアオイを導入するときはこの2つに気を付けましょう。

それでは!

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