アクアリウムでは基本中の基本!水道水のカルキ抜きの方法やメリットなどなど

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アクアリウム全般
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水道水には殺菌のためにカルキと呼ばれる成分が含まれており、このカルキを抜くのは生体の健康を保つのに必要なアクアリウムの基本の一つです。

今回の記事では水道水のカルキ抜きの方法やメリットなどカルキ抜きについて解説していきます。

カルキを抜く必要性

水道水のカルキは人間に影響がないくらいの微量で、カルキ抜きをしなかったからと言って水槽内の生体がすぐに死ぬことはありません。

これだけ聞くとカルキ抜きをしなくてもいいような気がしますよね?

しかし、すぐに死なないだけで人間より体の小さい魚だと衰弱する可能性があり、カルキ抜きをしていない水道水での飼育を続けていると衰弱する可能性も大きくなっていきます。

それを防ぐためにも水道水のカルキ抜きはしたほうが良いでしょう。

カルキ抜きの方法

カルキ抜きの方法は以下のようなものがあります。

  • 水をバケツなどに汲み置き1~2日放置する。
  • カルキ抜き剤を使用する。
  • 浄水器を使用する。

それぞれ詳しく解説していきます。

水をバケツなどに汲み置き1~2日放置する。

水をバケツなどに汲み置き1~2日放置することによりカルキが抜け安全に使用することが出来ます。

放置する日数は、気温や日の当たり方などで変動します。

例えば、夏に日当たりが良い場所に放置すれば15Lの水量で1~2時間放置すればカルキは抜けますが、冬場で日当たりが悪い場所だとカルキが抜けるまで2日ほど掛かってしまいます。

ほぼ水道代だけでカルキ抜きは出来ますが、時間が掛かる事と一度に多くの水量のカルキ抜きが出来ないのがデメリットです。

カルキ抜き剤を使用する。

1番手軽にカルキを抜く方法はカルキ抜き剤を使用することです。

しかし、手軽ではありますが、気を付けなければいかないことがあります。

それは適量を使用することです。

カルキ抜き剤の成分は「チオ硫酸ナトリウム」でこれは、カルキの量により消費量が変化します。

カルキ抜き剤を入れすぎると「チオ硫酸ナトリウム」が残り、これが多すぎると下痢など生体に悪影響を与えてしまうので注意しましょう。

浄水器を使用する。

浄水器を使用することでカルキは勿論それ以外の不純物を除去することが出来ます。

値は張りますが、大量の水替えや水槽の立ち上げ時にはわざわざカルキ抜き剤を入れる必要がないのでより手軽にカルキを抜くことが出来ます。

浄水器には観賞魚用の物もあり、この観賞魚用の浄水器は水以外の不純物をほぼ全て取り除き純水を作ることが出来るので、サンゴやシュリンプなどの海水水槽などで使用されることも多いですが、観賞魚用の浄水器は本体の値段も高く定期的に浄水フィルターを交換する必要があります

淡水水槽では、このような観賞魚用の浄水器ではなく飲み水用の浄水器を使用する方もおります。

また購入ではなく高性能の浄水器のレンタルを選ぶ方も少なくはないそうです。

水槽が多い、大型の水槽をお持ちの方にはお勧めですし、飲み水用ならば飼い主の健康にも一役買ってくれます!

まとめ

カルキ抜きをしなくても目に見える形ですぐに生体に悪影響が出るわけではないので、カルキを甘く見ている方もいらっしゃるかと思いますが、長い目で見れば悪影響が出る可能性が高いです。

カルキ抜きの方法も解説した通り色々ありますのでご自身の飼育スタイルに合ったものをお選びください。

それでは!

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