トンボを見かけるとすっかり夏だなっと思いますよね。
夏の風物詩っといった感じですが、残念ながらこのトンボがメダカビオトープにとってはかなり厄介者になります。
その理由と言うのが、このトンボの幼虫であるヤゴがメダカを捕食してしまうからなんです!
今回はそんなメダカビオトープにとって厄介者のヤゴの対策について書いていきます。
ヤゴ対策

トンボは4月から11月にかけて活動しており、そのピークは7月から9月と言われており、その時期に産卵しますのでビオトープに産卵させないことが重要になってきます。
産卵と言ってもトンボの種類によっては、
- 空中から水辺に卵をばら撒く
- 水中に尾を入れて産む
- 植物に産み付ける
など産卵方法は違ってきます。
ヤゴ対策その1:ネット
出来る対策としては目の細かいネットみたいなものでビオトープの容器を覆ってトンボの卵をビオトープ内に入れない事です。
ネットで容器を覆う場合は、ネットと水面との距離が近いとネットの隙間から尾を入れ水面から卵を産んでしまいます。
そうなってしまうとヤゴ対策では無くなってしまいますのでネットをたるませる事なくピンっと張り水面からある程度離すことが重要です。
これであれば卵を空中からばら撒くトンボ以外の対策はできますが、もし卵を空中からばら撒くトンボの対策をしたいのであれば卵の大きさが1mmくらいなので、見た目は絶望的なことになりますがそれよりも目の細かいネットを用意しなければなりません。
しかも、ビオトープ内が蒸れる可能性も非常に高くなってしまいます。
ヤゴ対策その2:目視

場合によってはネットを張れない、見た目を重視したいという方もいらっしゃるかと思います。
その場合は、ビオトープ内にヤゴが侵入していないか目視で確認するしかありません。
ヤゴは厄介なことに自分よりも体が大きい生き物を捕食してしまいますが、まだ孵化したてなどヤゴが小さいうちに駆除出来れば被害が出る可能性は低くなります。
もしビオトープ内でヤゴを見つけたら1匹だけと言う確率は低く数匹はいることが多いので1匹見つけたら他にヤゴがいないか探して見てください。
ヤゴ対策その3:室内に入れてしまう
小さなビオトープなら室内に入れてしまうのも手です。
室内にトンボが侵入しない限り卵を産まれる可能性もないので安全だと言えるでしょう。
他にもトンボが侵入できないビニールハウス内にビオトープを作ると言う手もあります。
ですが、ほとんどの方にとって現実的ではないような気がします・・・(;´∀`)
まとめ
メダカビオトープでのヤゴの発生は出来るだけ防ぎたいものですよね。
対策としては
- ネットを張る
- 目視での確認
- 室内に移動させてしまう
などがあります。
ヤゴにメダカや他の生き物が捕食されないよう注意を払っていきたいものですね。
それでは!
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