ミシシッピアカミミガメは、日本に広く帰化してしまっていますが、ミシシッピアカミミガメは本来アメリカ南部の河川や湖沼に生息している爬虫類です。
このミシシッピアカミミガメを飼育するにあたって、最も気になることの1つが寿命です。
この記事では、ミシシッピアカミミガメの寿命について詳しく解説します。
ミシシッピアカミミガメの平均寿命は?

ミシシッピアカミミガメの寿命は、飼育環境や食事、運動量などの要因によって大きく変化します。
一般的に、適切な飼育環境と日常的な世話をすることで、ミシシッピアカミミガメは30年以上生きることもできます。
しかし、不適切な飼育環境などがもたらす影響により、その寿命が短くなってしまうこともあります。
適切な飼育方法でミシシッピアカミミガメの寿命を延ばす方法
ミシシッピアカミミガメの寿命を延ばすためには、以下のような飼育方法がおすすめです。
1. 適切な飼育環境を提供する
ミシシッピアカミミガメは、水棲生物であるため適切な水槽を用意し水温や水質を管理することが重要です。
また、適切な日光浴をさせる、照明を用意するなどすることで健康的な成長を促し寿命を延ばすことができます。
2. 適切な食事を与える
ミシシッピアカミミガメは、飼育下では一般的に栄養バランスに優れたカメ用の人工飼料を与えます。
しかし、小魚や甲殻類、植物も食べるためそれらのどれかだけを偏らせて与えてしまうと、必要な栄養バランスが崩れ健康に悪影響を与え、寿命を縮めることがあります。
人工飼料以外を与える場合は栄養バランスが崩れないように気を付けて与えましょう。
また、ミシシッピアカミミガメの飼育については下記の記事でもまとめていますので是非そちらもご覧ください。
ミシシッピアカミミガメは条件付き特定外来生物に指定されます!

ミシシッピアカミミガメはアメリカザリガニと同様2003年6月に条件付き特定外来生物に指定されます。
飼育につきましては申請などの必要はありません。
しかし、以下の事が禁止されこれらを行うと重い罰金、罰則が科せられます
- 販売目的での飼育、繁殖
- 野外への放流
- 大規模な譲渡
無償での譲渡は禁止とされていませんので万が一飼育が難しくなった際は、野外へ放つことは絶対にせずに飼育してくれる方を探すのも手です。
まとめ
ミシシッピアカミミガメは30年以上生きることが出来るカメです。
その寿命を長くするのも短くするのも飼い主であるアナタ次第です。
長く一緒に居られるように適切な飼育環境、普段のお世話を心がけましょう。
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