ザリガニって見ていると動きが面白くて意外と楽しいんですよね。
その時よく見ると同じアメリカザリガニなのに赤みが強かったり、すごい茶色な個体までいます。
実はそれ生まれながらにして色が決まっているのではなく食べているものによって変わってきます。
そして、赤みが強い理由の1つが「水草」です。
正確に言うと赤みが強くなるのではなく色揚げ効果があると言って方がいいでしょう。
今回は、そんな色揚げ効果以外にも色々なメリットがある「水草をお勧めする理由」を書いていきます。
あ、色が濃くなる以外にも水草をお勧めする理由はもちろんありますぜ((´∀`*))
水草を食べると色が濃くなる理由とは?
こちらの記事でも紹介しましたが、ザリガニが赤くなるのは水草に含まれるカロチノイドの主成分のアスタキサンチンという成分を摂取することで、ザリガニの体が赤くなると言われています。
このアスタキサンチンを摂取させないでいると赤くはならず、徐々に青くなっていきます。
ですのでよくザリガニに鯖の切り身を与え続けると青くなるというのは、鯖の切り身にはアスタキサンチンが含まれていないためです。
人工飼料にもアスタキサンチンは含まれていますが、真っ赤に発色させるには含有量が少ないので真っ赤に発色させたい場合には水草を水槽に入れておくのがお勧めです。

水草は水槽内に常備しておくと便利

エサの量が足りなかったとき、仕事などで忙しくついついエサをやり忘れてしまったとき、旅行などで数日家を空けるときなどにザリガニが勝手に食べますし、人工飼料と違い常に水槽内にあっても腐らないので、水槽内に常備しておくと便利です。
また水槽内の環境に慣れていなく、エサの食いつきの悪い個体もぃるかと思います。
そういうときにも水草を入れて置くと、人がいなくなったときに食べていることもあります。
稚ザリ(子供のザリガニ)の隠れ家にもなる

まだまだ小さいザリガニは他の大きいザリガニに捕食されてしまう恐れがあります。
捕食されないためにも小さいザリガニは大きいザリガニの視界に入らないように隠れなければいけません。
隠れる場所は、流木の下だったり、ろ過機の影だったり、そして水草の影にも隠れられます。
そういう大きいザリガニから隠れる場所があれば、生存率も上がります。
え?大きいザリガニが水草食べに来たらみつかるんじゃって?
無いよりはマシ・・・うん
もっとも大きいザリガニがいない水槽に移してしまうのがベストですが(;´∀`)
お勧めの水草は?
お勧めの水草は、増えやすく丈夫なアナカリスです。
ザリガニの食いつきもよく、多くのザリガニ飼育者がザリガニに与えています。
注意点はザリガニなどの甲殻類は農薬などに弱いため無農薬のものを与えること。
無農薬かどうかわからない、農薬を使用している場合は、バケツに入れ一週間毎日水を取り替え漬けておくことで、農薬は水に溶けやすい性質もあるので残留農薬をゼロに近い状態にまですることができます。
まとめ
元々赤いザリガニを青くしたい場合を除き、水草をザリガニ水槽に入れておくと
- 色揚げ効果がある
- 常備食として優秀
- 稚ザリの隠れ家にも
などの理由から水槽に水草を入れることを強くお勧めします。
入れておいて損はないはずです。
それでは!
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