ベタが万が一病気になった際ほとんどの病気に出来る治療法として塩浴があります。
これを知っておくとベタが病気になった際に病気の進行を遅らせたり、治療することも出来ますし、薬浴と比べ ベタに負担が少ないのでお勧めです。
今回の記事では、万が一に備えてベタの塩浴のやり方について解説していきます。
塩浴のやり方

塩浴をするにあたって先ずは以下の物を用意してください。
- 塩(味付けしていない)
- 塩浴用の容器
- 空の2リットルペットボトル
- 計量機
只の塩を用意しましょう。
塩浴にはその名の通り塩を使用します。
この時使用する塩は味付けしたいない普通の塩を用意しましょう。
アジシオなど化学調味料を使用している物は使用しないようにしてください。
塩浴用の容器
普段飼育している水槽などとは他に塩浴用の容器がお勧めです。
普段飼育している水槽だと砂利やレイアウト用品がある場合塩浴終了後塩分が残ったり水草があった場合枯れてしまうなどあまり飼育環境にいい影響がありません。
塩浴終了後の事を考えると塩浴用の容器を別に用意したほうが良いでしょう。
2リットルの空のペットボトル
これに作り置きしておくと水替え時など楽にできます。
計量機
使用する塩を測るのに必要です。
塩浴の濃度
ベタの塩浴の濃度は0.1%から始め0.3%まで徐々に濃度を上げていきます。
0.1%だと1リットル当たり1グラム。
0.3%だと1リットル当たり3グラムになり、2リットルのペットボトルに2グラムの塩を溶かせば0.1%の濃度の塩水が出来きます。
塩浴の期間
塩浴の期間は1週間から2週間です。
もちろんベタの様子を見ながら早めに切り上げたり、延長したりしてください。
塩浴中もフンなどもしますしので水替えも必要となってきますので全量の水替えとなりますので水温を合わせてベタの負担を小さくしてあげてください。
また、塩浴からの戻し方は塩浴中の容器内の水を1/2づつ塩浴中の飼育水と元の水槽の飼育水を4日くらいに分けて交換し、5日目で元の水槽に戻してあげてください。
塩浴中の注意点

塩浴中よくあるのが、水温の管理をしていないと言うのがあります。
水温が低くなると、病気が治るどころか逆に病気が進行したり、新たに病気を発症したりしてしまいます。
それを防ぐためにもヒーターを入れられるような容器を用意したり、室温を27℃に設定したりなど水温の管理には気を付けましょう。
まとめ

今回はベタの塩浴の仕方について書かせて頂きました。
ベタの調子が悪いときは尾ぐされ病じゃない限りは塩浴をするかの判断をし、病気の進行を防いだり治療できるようにしてあげてください。
それでは!
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