9月に入りましたが、まだまだ暑い日が続いています。
屋外にもザリガニ水槽(トロ船)があるのですが、こう暑い日が続いているとザリガニたちは大丈夫か心配になりますが、本人?達は意外と大丈夫そうです(;´∀`)

しかしどのくらいの高温までなら大丈夫なのでしょうか?
なんらかの影響はないんでしょうか?
そして逆に寒すぎるとどうなるんでしょうか?
このような疑問があるかと思いますので今回はザリガニ飼育に適した水温について書いていきます。
ザリガニ飼育に適した水温って?
まず、2020年10月に日本ザリガニ、アメリカザリガニを除く、ミステリークレイフィッシュなどの他のザリガニが特定外来生物に指定されるようです。
2020年10月特定外来生物に指定されない日本に生息、飼育されているザリガニがほぼアメリカザリガニ(タイゴーストを含む)ですのでアメリガザリガニの場合で書いていきます。あぁタイゴーストほしいなぁ
アメリカザリガニの飼育に適した水温は20℃~25℃と言われています。
と言っても現在の日本の夏の気温じゃ20℃~25℃をキープするのは、エアコンが常に効いている部屋じゃないと厳しいですよね。
ましてや、屋外での飼育をしている、考えている方にとってこの20℃~25℃をキープするのは、普通に無理ゲーです。
ですが安心してください。
この水温以上になったから死ぬわけではありませんし、この水温以上で死んでしまうのであれば、日本の自然下でアメリカザリガニが繁殖することはなかったでしょう。
その証拠に我が家の屋外のザリガニは30℃超えでもめちゃくちゃ元気です!
35℃以上が続くとさすがに危ないかもしれませんが・・・
高水温だとどうなるの?
アメリカザリガニは、高水温でも耐えられるということを書きましたが、高水温だとデメリットがあり、
- 水中の酸素濃度が下がる。
- 水中の食べ残しや、フンが腐敗し水が傷む。
- 抱卵中だと卵を落としてしまい、卵が孵らなくなる。
などのデメリットがあります。
対策としては、
- エアレーションをする
- ろ過フィルターを強化する
- 水替えの頻度を上げる(ただし上げ過ぎには注意)
- 水槽の置き場所を変える
などがあります。
水槽用のファンで水温を下げる方法もありますが、脱走の名人であるザリガニ水槽には、お勧めしません。
あ、あと氷を入れるのもNGです。
水温が急激に下がり、ザリガニがショック死してしまうことや、水温を保つには不安定すぎるため、氷を入れるのは絶対に止めたほうがいいです。
ちなみに日本ザリガニはあまり高水温には強くないので注意が必要です。
水温が下がりすぎるとどうなるの?
上記で高水温について書かせていただきましたが、逆に水温が低いとどうなるのでしょう?
アメリカザリガニは5℃くらいになると活動できなくなってしまい、冬眠してしまうそうです。
ザリガニは変温動物のため、5℃にならずとも水温が低いと動きが鈍りエサを食べなくなったりしてしまいます。
対策としては、ヒーターを入れて適温に保つ、思い切って冬眠させてしまうなどがあります。
また、ヒーターを入れる際にはサーモスタットというものが必要でこれは水温を設定した水温以上に上げないために必要なものです。
ヒーターと一体化したものもありますが、このサーモスタットをつけ忘れたためザリガニが真っ赤に茹で上がってしまうことも・・・

まとめ
アメリカザリガニの飼育に適した水温は20℃~25℃ですが、それ以上になっても少し気を付けてあげれば特に問題もなく、低すぎても保温器具さえあれば余裕です!
ただし抱卵している個体はまた別ですが・・・
それでは!
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