娘とよくガサガサをしに近所の用水路に行くのですが、そのとき網に入るのがタニシだったりザリガニだったり、そして1番入るのがドジョウだったりします。
あのにょろにょろとした独特の見た目がうちの娘は好きなのでしょうか、よく「連れて帰りたい!」って言います。
そういえば私も子供のころ夢中になって祖父が捕まえてきたドジョウを見ていたような・・・さすが私の子です(笑)
そんなわけで今回はガサガサで捕まえたドジョウの飼育方法について書かせていただきます!
そういえばドジョウってどんな魚?寿命や大きさは?
ドジョウは日本の自然下だと河川や用水路、田んぼなどに生息しており細長く茶色い体色をしている魚で、飼育下だと15㎝くらいまで育つこともあり、大体8~10年生きるとされています。
性格は種類によって異なり、臆病でほとんど人前に姿を現さないもの、人がいても元気よく泳ぎ回っているもの、気性が荒いものなど様々ですがほとんどの種類のドジョウが水槽の低層を泳ぎ、砂に潜るのを好みます。

ちなみにペットショップやホームセンターの熱帯魚コーナーにもクーリーローチなどの熱帯地方に生息するドジョウもいます。
ドジョウの飼育設備
ドジョウの飼育が難しいと思っている方が多いようですが、そんなことはなく飼育設備さえそろえてあげれば意外と簡単ですし、魚自体飼うことが初めてという方でも簡単に飼育できます。
水槽
ドジョウの大きさなどを考え45㎝水槽~がお勧めです。
ドジョウのサイズが小さいときは、45㎝水槽より小さくても飼育自体は出来ますが、あとで水槽を大きいサイズのものに買いなおしたり、引っ越ししたりと何かと面倒になることが多いので最初のうちから45㎝水槽以上の水槽で飼育することをお勧めします。
意外とドジョウは水槽から飛び出ることが多く、飛び出し防止のため必ずフタを付けてください。
さもなければ床の上でドジョウがお亡くなりになんてことも・・・
ろ過フィルター
特にこれ!というのはありませんが、簡単に説明させていただくと
- 静音性、ろ過能力に優れているが値段と置き場所がネックな外部フィルター
- ろ過能力、メンテナンス性に優れているが静音性、見栄えがネックな上部フィルター
- 安価で見栄えが良く、ろ過能力にも優れているがメンテナンス性がネックな底面フィルター
- 取り扱いやメンテナンスが簡単で見栄えも悪くはないが、ろ過能力がネックな外掛け式フィルター
- 安価で、そこそこのろ過能力があるが見栄えがあまりよろしくない投げ込み式フィルター
があります。
初心者の方だったら扱いやすい外掛け式フィルターが良いかも知れませんね。
外部フィルターはろ過能力が凄まじく上記の中では断トツですが、フィルター内部に流れる水が空気にほとんど触れないため酸欠が起こりやすく、外部フィルターとは別にエアレーションを入れるなどの対策が必要です。
底砂
ドジョウは砂の中に潜る性質があり、あったほうが落ち着くでしょう。
しかし、なんでもいいというわけではなく角がある砂や砂利を入れてしまうと、体を傷つけてしまうこともあります。
例えば田砂や川砂なら角が取れていて、粒も小さいのでドジョウも潜りやすいでしょう。
田砂や川砂を使用する場合は粒が小さいため底面フィルターを使うと目詰まりしてしまうので組み合わせには気を付けましょう。
ドジョウの普段のお世話
普段することはエサやり、2週間に1回の水替えです。
エサは1日に1回、5分で食べきれる量を上げます。
ドジョウと一緒に混泳している魚がいればその魚の食べ残しを食べますが、それだけでは不足してしまうこともありますので、ドジョウ専用の沈下性の餌を用意してあげましょう。

水替えは水槽内の水全部交換するのではなく大体三分の一くらい交換します。
全て交換してしまうと水温やPHなどが変わりすぎてしまい体調を崩してしまうことがあります。
また水替えするときは水槽上部の水ではなく、底砂の掃除もできる水替えホースなどで水槽底面の水を底に溜まった食べ残しやフンなどと一緒に吸い出しましょう。
まとめ
ドジョウを飼育するのは意外と簡単で、飼育設備さえ整えてあげればあとはエサやりと2週間に1回程度の水替えで済みます。
水槽の底でぼぉ~っとしているドジョウを見ていると意外と癒されますので是非ドジョウを飼ってみてください。
それでは!
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