ベタの魅力の一つと言えば綺麗なヒレですよね。
しかし、飼育しているとその綺麗なヒレがボロボロになってしまう事があります。
そうなってしまうと心配で仕方ありませんよね・・・
今回はベタのヒレがボロボロになってしまう原因とその対処法について解説していきます。
ベタのヒレがボロボロになってしまう原因

ベタのヒレがボロボロになってしまう原因には下記のような原因があります。
- 他のベタや魚とケンカしてしまった。
- レイアウトやろ過機、ヒーターなどにヒレをひっかけてしまった。
- ストレスで自分のヒレを齧ってしまった。
- 尾腐れ病になってしまった。
以上がベタのヒレがボロボロになってしまう原因です。
それぞれの原因の対策を解説していきます。
他のベタや魚とケンカしてしまった。
ご存じの通りベタは闘魚とも呼ばれており、気性が荒いと言われています。
それゆえに縄張り意識も強く、他の魚とケンカすることが多く特にオスのベタとは混泳は絶対に不可能と言ってもいいくらいです。
それをしてしまうと当然ケンカが起こり、結果綺麗だったヒレがボロボロになりますし、最悪の場合死に至ります。
対策としては、ベタを単独飼育することです。
そうなると当然ケンカでヒレがボロボロになるという事は無くなります。
レイアウトやろ過機にヒレをひっかけてしまった、巻き込まれてしまった。
ベタのヒレが長くひらひらとしている場合、レイアウトにヒレをひっかけてしまったり、ろ過機の吸い込み口にヒレが巻き込まれるなどの事故が起こる場合があります。
対策としましては、
- ヒレが引っ掛かるような尖ったオブジェ、流木をレイアウトに使用しない。
- オブジェなど少なくしベタの遊泳スペースを確保する。
- ろ過機の吸い込み口にストレーナーフィルターなどを設置する。
以上なような対策があります。
ストレスで自分のヒレを齧ってしまった。

ベタはストレスを感じてしまうと自分の尾を齧る個体もいます。
ベタがストレスを感じる原因としては
- 大きな環境の変化
- 狭い飼育スペース
- 長時間のフレアリング
- 水質悪化
以上のことが考えられます。
ベタがストレスを感じる原因と対策の詳しい記事は下記から
尾腐れ病になってしまった。
尾腐れ病になってしまうとヒレのところに白いカビのようなものが出来ます。
この尾腐れ病はカラムナリス菌に感染することが原因で発症します。
このカラムナリス菌は水中に常駐する菌で、健康な個体なら感染することはありませんが、水質が悪化していたりストレスで弱っていると感染することがあります。
尾腐れ病になってしまった場合グリーンFゴールドなどで薬浴をさせることにより治る場合があります。
まとめ
ヒレがボロボロになっているのを見てしまうと先ず疑うのは尾ぐされ病ですが、尾ぐされ病だと思い薬浴させてしまうと返ってベタの体調を悪くしてしまう原因にもなりえます。
そうならないためにも原因をしっかり見極めて適切な対処をしていきましょう。
YOUTUBEに関連動画を投稿しているので是非ご覧ください。
それでは!
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