ミシシッピニオイガメに適した水温は?ヒーターはどれを選べばいい?

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カメ
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他のカメと比べ大きくならず、徐々に人気の出始めているミシシッピニオイガメ。

大きくならないため60cm水槽で終生飼育出来、さらに丈夫で飼いやすく人にも慣れやすいと言われています。

しかし、爬虫類のため自分で体温調節が出来ないため水温には気を付けてあげる必要があります。

今回はミシシッピニオイガメに適した水温とヒーターの選び方について解説していきます。

ミシシッピニオイガメの飼育に適した水温

ミシシッピニオイガメの飼育に適した水温は26℃前後と言われていますが、23℃~30℃の水温でも元気に過ごしてくれるそうです。

また水温が下がると活性が下がり徐々に動きが鈍くなり、10℃を下回るようになると冬眠してしまいます。

健康な成体のミシシッピニオイガメなら冬眠させても大丈夫でしょうが、幼体のミシシッピニオイガメは体力がないため、冬眠させてしまうと死んでしまう事があるので冬眠させずヒーターなどで水温を23℃~30℃を保つのが良いでしょう。

ヒーターの選び方

水温をミシシッピニオイガメに適した水温に保つ為に気温が低い時期はヒーターを使うのがお勧めです。

っというわけでヒーターの選び方を解説していきます。

水槽の水量を計算する。

水槽の水量は幅×奥行×高さで求められますが、60cm規格水槽の場合60cm×30cm×36cm=64800=約65Lとなりますが、ここで注意していただきたいのがこの数値は外寸での計算になりますので正確な水量ではありません。

ヒーターを選ぶ目安としてはこれでも十分かと思いますが、正確な水量を知りたい場合はガラス厚を計算に入れる必要があります。

ガラス厚が6mmの場合60cm-6mm×2=58.8cmとなります。

奥行と高さにもこれを当てはめて計算すると58.8cm×28.8cm×35.4cm=59947=約60Lとなります。

上記の計算だと水槽いっぱいに水を入れた場合なのでミシシッピニオイガメにお勧めの水深として紹介されている水深30cmで計算すると58.8cm×28.8cm×30cm=50,803.2=約50.8Lとなります。

水深について別の記事を書かせて頂いておりますので是非そちらをご覧ください。

水量に適したヒーター

水量に適したヒーターを使用しないと、水温が上がりきらなかったり早く水温が上がってしまいヒーターのON、OFFを短い間隔で繰り返してしまいヒーター自身の寿命を縮めてしまいますので、そういった理由から水量に適したヒーターを使うようにしましょう。

60cm水槽で水深30cmの場合58.8cm×28.8cm×30cm=50,803.2=約50Lで150Wヒーター

60cm水槽で水深15㎝の場合58.8cm×28.8cm×15cm=25,401.6=約25Lで75wですが、このW数のヒーターは少ないので75wに近いw数のヒーターを選んでください。

45cm規格水槽で水深20cmにするならなら43.8cm×22.8cm×20cm=19,972.8=約20Lなので適したヒーターは50Wになります。

ヒーターを使用する際の注意点

ヒーターは水量に適したW数のヒーターを使用するという事は書かせていただきましたが、ヒーターの寿命は1~2年のためヒーターが故障した際すぐ分かるように水温計を入れておくのがお勧めです。

別の記事にてヒーターの注意点について書かせて頂いていますので是非そちらもご覧ください。

またミシシッピニオイガメの飼育では火傷防止のために、ヒーターカバーがついている物、ついた居ない場合は別売りでヒーターカバーが販売されているのでそちらを使うのが良いでしょう。

まとめ

ミシシッピニオイガメは冬眠することも出来ますが、特に幼体のミシシッピニオイガメは冬眠させずヒーターで適した水温にしてあげ冬眠させないほうが死亡する確率は減ります。

ぜひ適した水温で飼育するためにもヒーターの導入を検討してみてください。

それでは!

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