野生のミシシッピニオイガメは一生のほとんどを水中で過ごすと言われており、飼育下でもミシシッピアカミミガメやクサガメとは違い、ミシシッピニオイガメは水深を深くして飼育されることが多いようです。
それでは、ミシシッピニオイガメに適した水深はどの程度だと思いますか?
今回はミシシッピニオイガメの飼育に適した水深について解説していきます。
ミシシッピニオイガメの飼育に適した水深

ミシシッピニオイガメの飼育に適した水深は30㎝と言う意見が多くみられますが、中には脱走防止のため水深を15㎝にしている方もいらっしゃいました。
水深を深くするメリットは
- 水量が増えるため水質悪化速度が緩やかになる。
- 水質が安定しやすい。
- 使用できるろ過機の種類が増える。
デメリットは
- 水槽の重量が増える。
- 脱走しやすくなる。
でしょうか。
では、水深を浅くするメリットはと言うと
- 水槽の重量が軽く済む
- 脱走しづらくなる。
デメリットは
- 水深が深いときと比べ水量が減るので水質悪化が早くなる。
- 使用できるろ過機の種類が限られる。
水深が深いメリット、デメリットと水深が浅いメリット、デメリットを見比べてどちらにするか参考にしてみてください。
水深を浅くするには他の理由がある。

水深を浅くするには他の理由がありそれは、
- 子亀でまだ体力が少ないため。
- 繁殖のため。
などの理由があります。
子亀でまだ体力が少ないため
一生のほとんどを水の中で過ごすミシシッピニオイガメとは言え子亀のうちはまだ体力が少なく、成体程泳ぎ回らないため水深を30㎝などの深さにしなくても良いでしょう。
繁殖のため
繁殖のために甲羅の高さの2倍ほどの水深にしているかたもいらっしゃいます。
詳しくはまた後日。
まとめ
ミシシッピニオイガメを飼育する際、水深については悩む方も多いかと思います。
今回の記事がそんな方の参考になれば幸いです。
それでは!
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