このブログで何回かザリガニは共食いをすると書きましたが、私が初めてザリガニの共食いを体験したのが、アメリカザリガニのナイトメアゴーストの稚ザリ(赤ちゃん)を3匹ヤフオクで落札してそれを開封したとき。
発送されてきたものを開封したら3匹いるはずが2匹しかおらず、出品者様に連絡したところ入れ忘れはなさそうでしたので配達中に共食いが発生してしまったようです・・・
参考までに
飼育している、もしくは発送されている途中で共食いが発生してしまうとやはり悲しいですね・・・
そんなわけで今回は「アメリカザリガニの共食いする理由と防ぎ方」について書いていきます。
アメリカザリガニが共食いをする時とは?
アメリカザリガニは好んで共食いはしないと言われていますが、アメリカザリガニが共食いをするときはいくつかの理由があります。
その理由と言うのが、
- 個体同士のサイズ差が大きい
- 縄張り争いの末に共食いしてしまう
- しばらくエサを食べていない
- 成長期でエサが大量に必要
などがあります。
それでは、それぞれの解説と対策について書いていきます。

共喰いするパターン1:個体同士のサイズ差が大きい
例えば、成体のアメリカザリガニと赤ちゃんザリガニとでは、サイズ差がありすぎですが成体のアメリカザリガニからしてみては、赤ちゃんザリガニは残念ながらエサとしか認識することができず食べてしまうことが多々あります。
そしてこれは、ここまでの差がなくとも個体同士のサイズ差があればあるほど起こりやすくなることです。
この対策としては、
- 単独飼育を行う
- 隠れ家(シェルター)を用意し、隠れることができる場所を作る

共喰いするパターン2:縄張り争いの末共食いしてしまう
ザリガニは縄張り意識があり、その縄張りを侵すモノには縄張りを守るため、威嚇や攻撃を行います。
大抵の場合は、負けそうになったら逃げるのですが、狭い水槽の中では追撃されやすく逃げ場も少ないため、そのまま命を落とす場合もあります。
対策としては、
- 水槽を広くする
- 隠れ家(シェルターを増やす)
- 別々の水槽に移してしまう
などがあります。

共喰いが起きるパターンその3:しばらくエサを食べていない
空腹が続けば当然共食いが起きますよね。
これが原因で共食いが起きないようにするためには
- エサをやり忘れない
- 全てのザリガニにエサが行き届くようにする
などの対策ができます。
共食いが起きるパターンその4:成長期でエサが大量に必要
赤ちゃんザリガニからそれよりも少し大きいサイズのザリガニは成長速度が早く、そのためか食欲が旺盛で、エサが足りない、食べたいときにエサがないなどの理由から共食いがおこりやすいなかと思います。
その証拠にこれくらいの赤ちゃんサイズのアメリカザリガニは絶対といっていいほど共食いが発生します。
対策としましては、
- 給餌の頻度を増やす
- 常備食となる落ち葉や、水草を多く水槽に入れておく
- 隠れ家や障害物となるものを水槽内に入れておく
などがあります。
共喰いが起きるパターンその5:脱皮直後
どうしても共食いが起きやすくなってしまうタイミングがあります。
それが脱皮直後。
脱皮直後のザリガニは成体でもとても柔らかく、掴もうとしたら潰してしまいそうになるくらい柔らかいです。
そしてそのタイミングで他のザリガニと鉢合わせしてしまい、襲われてしまうと直ぐに命を落とすことになってしまいます。
これを防ぐには脱皮直後に身を隠せる隠れ家(シェルター)が必要となってきます。

Youtubeでも動画を投稿しています。
Youtubeでも共食いについて動画を投稿しています。
よろしければそちらも是非ご覧ください!
まとめ
ザリガニの多頭飼育をしていると共食いのリスクがあります。
隠れ家(シェルター)を用意するっという対策が多いですが、共食いを防ぐには1番いい対策としては単独飼育をすることです。
他のアメリカザリガニが居なければ共食いが起こる確率はほぼ0%ですからね。
人間もザリガニもみんな仲良くできれば最高なんですがね・・・
それでは!
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