我が家のドイツイエローはヘテロだった!ヘテロについて解説!

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グッピー
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我が家のドイツイエローが2回目の産仔を無事終えてくれました!

生まれた稚魚たちを見ていると体色が白く、目が赤い子がちらほら・・・

そう、この稚魚たちはアルビノでノーマルだと思っていたこの稚魚たちの両親はヘテロだったのです。

こういう偶然と言うのは結構うれしいですが、「ヘテロ」と言う単語はグッピーなどのの繁殖をしていなければ中々聞く機会がないのではないかと思います。

っというわけで今回はヘテロについて解説していきます!

ヘテロとはノーマルの遺伝子とアルビノの遺伝子2種類を持った個体

遺伝子には優性遺伝子劣勢遺伝子の2つがあり、グッピーの場合優性遺伝子がノーマルの体色を表現し、劣勢遺伝子がアルビノの体色を表現します。

優性遺伝子を2つ持った個体がノーマル、劣勢遺伝子を2つ持ったものがアルビノ、そして優性遺伝子と劣勢遺伝子の2つを持った個体がヘテロとなります。

ヘテロの見た目はノーマル個体と一緒

ヘテロの見た目はノーマル個体とまったく一緒で見た目では区別がつきません。

ですので、我が家のドイツイエローみたいにノーマル個体として販売されていた子が実はヘテロだったということもあり得ます。

では、なぜノーマル個体とヘテロ個体が見た目が同じなんだと思います?

ノーマルとアルビノの遺伝子を持っているのであれば、両方の特徴が出てもいいのではないかと思いませんか?

この理由につきましては、ノーマルの遺伝子が優性遺伝子でアルビノの遺伝子が劣勢遺伝子なのが関わってきます。

その名の通り、優性遺伝子と劣勢遺伝子2つ持っているヘテロの場合劣勢遺伝子であるアルビノの体色の表現しろと言う指令より、優性遺伝子であるノーマルの体色の表現しろという指令が優先されるため、優性遺伝子と劣勢遺伝子2つを持っている場合は優性遺伝子であるノーマルの体色しか表現されません。

親がヘテロだとアルビノの子が生まれる理由

ノーマルの体色である優性遺伝子をA アルビノの体色である劣勢遺伝子をaとしましょう。

ノーマル個体が持っている遺伝子はAA、アルビノ個体が持っている遺伝子がaaそして、ヘテロが持っている遺伝子がAaとなります。

親がヘテロ同士の場合 Aa+Aaの組み合わせになり生まれる子が持つ遺伝子は AA Aa aaの3種類となります。

つまり親がヘテロ同士だった場合はノーマル、ヘテロ、アルビノの3種類が生まれる可能性があり、そのため親がヘテロ同士だとアルビノが生まれることがあります。

ちなみにノーマル個体とアルビノ個体が親となった場合は AA+aaとなり生まれる子はAA Aaのどちらかとなりアルビノの子が生まれることはありません。

それでもアルビノの子が生まれた場合はノーマルと思われてた個体がヘテロだったのでしょう。

まとめ

簡単に言ってしまえばヘテロとは「アルビノの遺伝子を持ってはいるが、表現されていない個体」です。

こういう表現のされ方なんかもグッピーの面白いところではあります。

出来ることならグッピーの繁殖を楽しんでいきたいものです。

それでは!

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