薄青紫の花を咲かせ、水質浄化能力も高く金魚やメダカの水槽、ビオトープの浮かべることが多いホテイアオイ。
しかし、そんな魅力がある一方ホテイアオイは「青い悪魔」などと言う呼び名があります。
今回はそんなホテイアオイの育て方や注意点を解説していきます!

購入する前に知ってほしい。ホテイアオイは外来種でとても増えやすい植物

育て方の前に先ずはホテイアオイの注意点を書いていきます。
上記にもありますが、ホテイアオイは別名「青い悪魔」と呼ばれています。
その理由と言うのが繁殖力の強さです。
その繁殖力の強さであっと言う間に水面を埋め尽くし、漁業や水上運輸にも支障が出る地域もあるそうです。
またそんな繁殖力の強いホテイアオイは外来種のため、増えたからと言って川や池などに捨ててしまうと生態系に悪影響を及ぼす可能性もあります。
幸いにもホテイアオイは耐寒性がないため沖縄などの一部地域を除いて、日本の自然下では増えないでしょうが、増えたからと言って川や池などに捨てるのは厳禁です。
ホテイアオイの育て方

ホテイアオイは日当たりの良い環境を好み、非常に丈夫な植物のため屋外で育てる際は神経質にならなくても大丈夫です。
しかし、ホテイアオイには耐寒性がないため屋外で育ててる冬は室内に取り込む、日当たりが良く霜が当たらない場所に移動させるなどの対処が必要となります。
屋内で水槽で育てる場合には、照明選びが重要になります。
例えば一昔前の蛍光灯の据え置きタイプのものを使用するとすると、高さのあるホテイアオイとは相性が悪く水位を下げるか、照明を高くリフトアップさせなければいけません。
しかし、最近では色々なタイプの照明があり、据え置きだけではなく吊り下げるものやスタンドタイプの照明もあるのでそちらを選択することで、水槽でもホテイアオイを育てやすくなります。
ホテイアオイが枯れてしまったら
ホテイアオイは基本的には丈夫で水質悪化や環境の変化に強く育てやすい植物ですが、寒さや低光量には強くはなくそのような状態が続いてしまうと枯れてしまう事もあります。
気温が10度を下回る時期になりましたら屋外で栽培している場合は室内に取り込み、室内での栽培に切り替えることで安全冬を越すことが出来ます。
そのまま屋外で冬を越さようとすると茶色くなってしまいますが、冬の寒さに耐え春になれば新芽を出す株も中にはありますので、屋外で冬を越させるのは100%無理なわけではありません。
ですので、茶色くなってしまったからと言ってすぐ処分せずに春まで様子を見てみましょう。
ホテイアオイの増やし方

ホテイアオイは繁殖力が強く増やそうとしなくても気が付けば勝手に増えています。
ホテイアオイの増え方は株の脇からランナーを出し子株を作り、その子株から根がしっかりと出たらランナーから切り離してOKです。
まとめ
- ホテイアオイの育て方のポイントは寒さと低光量にだけ気を付けていればとりあえずはOK。
- ホテイアオイは育てやすく増やしやすい植物ですが、増えすぎたからと言って川や池に捨てるのはNG。
綺麗な花も咲かせますので気になった方は是非一度栽培に挑戦してみてください。
それでは!
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