魚を飼育する際は、水量のある大きい水槽のほうが水質が安定しやすいので60㎝水槽や45㎝水槽をお勧めすることが多いのですが、ベタの場合水量が少ない小さい水槽でお迎えを考えている方もいらっしゃるかと思います。
自分も家庭の都合上小さい水槽しか置けなくなってしまったこともあり、ベタのコレクションケースMで実際にベタをお迎えしましたので、ベタのコレクションケースMでのベタ飼育の手順や普段のお世話のコツなどをご紹介します。
ベタのコレクションケースMとは?

ベタのコレクションケースMは、Suisakuから販売されている横130mm×奥行80mm×高さ150㎜のガラス水槽で水量が約1.3ℓしかありません。
通常のベタならこのベタのコレクションケースMで飼育で来るかと思いますが、ジャイアント系のベタの飼育は厳しいでしょう。
使い切りのカルキ抜きとベタのエサが付属していますが、フタは別売りなのでフタが欲しい場合は別途購入が必要となります。
ただ、残念ながらこのフタのレビューには良いものがありません・・・詳しくはこちら
ベタのコレクションケースMは、ネットショップでも販売されていますが、どうしても送料がついてしまうので、実際の店舗で購入したほうが安い場合が多いです(;´∀`)
ろ過機、エアーポンプなしで飼育
ベタにはラビリンス器官と呼ばれる器官があり、この器官があることにより水中からだけではなく空気から直接酸素を取り込むことが出来ます。
ですのでエアーを水槽内に送る必要がないため、エアーポンプも必要ありません。
また、ベタは水流に弱くベタのコレクションケースMのような小さい水槽にろ過機を付けてしまうと水流がない場所が無くなりベタが弱る原因にもなりますので、ろ過機も使用しません。
ろ過機を使用しないので、フンや食べ残しはスポイトなどを使って取り除く必要があります。
このときにオススメなスポイトがGEXから販売されているクリーナースポイト。

1回に多くのゴミや水を吸い込めて、吸い込み口も大きく多少大きなものでも吸い込むことが出来ます。
毎日のお世話
毎日のお世話は以下の通りです。
- エサやり
- ゴミ掃除
- フレアリング
これらは毎日する必要があります。
それぞれ詳しく解説していきます。
エサやり

ベタは有胃魚と呼ばれる胃がある魚で、その胃は小さく1度に多くのエサを食べることが出来ません。
ですので、エサをあげるときは1度に多量のエサをあげるのではなく、少くしづつゆっくりとベタの様子を見ながらあげていきましょう。
また、食べられる許容量を超えてもエサを欲しがる子も少なくないので、慎重に見極めていきましょう。
ちなみにベタのエサは、Hikariベタアドバンスが評判が良いので何が良いか迷ったらこれを試して見てはいかがでしょう?
ゴミ掃除
ろ過フィルターが無い状態での飼育ですので、毎日のエサの食べ残しや排泄物を片付ける必要があります。
これをやらないでおくとエサの食べ残しや排泄物からベタに有害なアンモニアが発生し、ベタに悪影響を及ぼすことになります。
掃除の仕方は先ほど書いたとおり、GEXから販売されているクリーナースポイトなどで吸い取る。
もしくは、毎日水を全換水してしまう手もあります。
ただし、全換水する場合はベタの負担を少なくするため、換える水の水温を水槽内の水槽の水温に合わせてあげる必要があります。
フレアリング

ベタを飼育したことがない人にとっては、フレアリングって何?っと思われる方も多いかと思います。
フレアリングとは、ベタがエラ蓋や全身のひれを目いっぱい広げ威嚇することを指します。
このフレアリングは実はベタを飼育する上で重要なことで、その効果は主なものでもヒレをキレイな状態で保てる、発色を良くする、便秘予防など多くのメリットがあります。
フレアリングの方法は
- 鏡を見せる。
- YuoTubeなどでフレアリング動画を見せる。
- 水槽越しに他のベタを見せる。
などがあり、1日10分が目安となります。
水替え

いくら毎日ゴミ掃除をしているからと言ってもそれだけでは水質の悪化は防げません。
となると必要となってくるのが水替えです。
頻度は毎日か2~3日に1回くらい、最低でも週1で行いろ過フィルターを使用していないため他の熱帯魚などとは違い、ほぼ全換水の必要があるでしょう。
同じことを書きますが、全換水する場合はベタの負担を少なくするため、換える水の水温を水槽内の水槽の水温に合わせてあげる必要があります。
カルキ抜きも忘れずに!
冬場の水温低下に注意!
ベタのコレクションケースMや超小型水槽のデメリットの一つに水温が管理しづらいと言うものがあります。
っというのもベタのコレクションケースは狭すぎて、通常の水槽用ヒーターが入りません・・・
では、どうすればいいか?
方法は
- エアコンなどで室温を26~28℃に保つ。
- パネルヒーターを使用する。
- 湯煎式で保温する。
詳しくは別の記事で解説していますので、是非ご覧ください。
まとめ
今回は私のように家庭の都合で大きい水槽が置けない方用に、ベタのコレクションケースMでベタをお迎えした手順と普段のお世話ということで記事を書かせていただきました。
ベタのコレクションケースMのように小さい水槽や容器でベタの飼育を考えていらっしゃる方の参考になれば幸いです。
また、可能であるのであれば水量が5ℓ以上の水槽で飼育したあげるのが良いっという事を覚えください。
YouTubeでもお迎えの様子をUPしましたので是非見てください!
チャンネル登録してくれるとうれしいです!
それでは!
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