ホームセンターやペットショップ、熱帯魚専門店などで色鮮やかなベタたちを見かけその魅力に魅了されてベタをお迎えした人も多いでしょう。
しかし、お迎えしてみてちょっと時間が経つと店頭とは色合いが違うこと、色合いが変化してしまう事も多々あります。
今回はベタの色が変わる理由について解説していきます。
環境の変化で色が変わる。
店頭での飼育環境とお迎えするのに用意した飼育環境だと、水質、水温、照明など様々なことが店頭での飼育環境とは変わってきます。
そのような変化が原因でベタの体色が黒みを帯びたり、白いベタが青くなったりと体色が大きく変化することが多いです。
我が家のベタの場合は

お迎え直後の画像で、下の画像がお迎えから5日後くらいです。

成長による色の変化
ベタの体色は何層にもなる色素を持つ細胞の重なりによって表現されています。
その色の表現はベタの成長によって変化していくため、店頭で並んでいた時点でまだ成長途中だった場合徐々にベタの体色が変化していきます。
体色が薄くなった場合は注意!

ベタの体色が薄くなる場合がありますが、そういった場合は注意が必要な場合があります。
ベタの体色が薄くなる原因として考えられるのは、
- 水温が低い。
- 水質が合わない。
- 病気の初期症状。
以上のことが考えられますのでそれぞれの対策についても解説していきます。
水温が低い。
体色が薄くなる原因として最も可能性が高いのは水温が低い事です。
ベタの飼育の適温は25℃~28℃と言われており、それを大きく下回るようであれば代謝が落ちてしまい、体色が薄くなってしまいます。
対策としては熱帯魚用のヒーターの導入や保温器具の見直しが必要になってきます。
ベタの保温器具などにつきましては下記の記事を参考にしてください。
水質が合わない。
水温が適切でも、ベタの体色が薄くなってしまっている場合PHなどの水質があっていない可能性があります。
ベタに適したPHは中性から弱酸性とよく言われていますが、ベタによっては弱アルカリ性を好む個体もいますし、弱酸性を好む個体もいます。
水質を中性にしてあげれば大体のベタは体色が薄くなる可能性は少なくはなりますが、気になる場合はショップでPHはどのくらいにしているか聞いてみると良いでしょう。
また、PHを調べたい場合には色で簡単にPHを測定できるPH検査紙を使用するのがお勧めです。
病気の初期症状
病気で体に異常をきたし体色が薄くなることもあります。
しかし、体色が薄くなったからと言ってどの病気か判断するのは難しいのが現実です。
そこでお勧めしたいのが塩浴です。
ベタは塩分に対する耐性が強く初期段階であれば塩浴だけで完治してしまう事もあります。
水温、水質共に問題がないのに体色が薄くなった場合は塩浴をお試しください。
塩浴のやり方につきましては、下記の記事をご覧ください。
まとめ
ベタの体色が薄くなるのは、飼育環境があっていない可能性が非常に高いです。
体色が薄くなる場合は、水温、水質を見直して見てください。
それでは!
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