外掛け式の産卵飼育BOXサテライトを使用してのメリット、デメリットをご紹介!

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Amazonなどのサイトでもかなり評価が高く愛用している方も多いスドーの外掛け式の産卵飼育BOXサテライト。

このサテライトはグッピーやプラティなどの卵胎生の魚の産仔や稚魚や弱ってしまった魚の隔離にも使えますし、その他の使い方もできるようです。

今回はそんな外掛け式の産卵飼育BOXサテライトを使ってみて感じたメリット、デメリットなどを紹介していきます。

サテライトを使用してみてのメリット

実際に使用してみて感じたメリットは

  • 外掛け式のため水槽内が狭くならない。
  • 外掛け式だけど本水槽と水質、水温を共有できる。
  • 他の隔離BOXとは違いキスゴムなどが外れて隔離ケースから魚が逃げ出すことがない
  • 水合わせにも使える。

かなりメリットが多いです。

それぞれ解説していきます。

外掛け式のため水槽内が狭くならない

他の隔離BOXだと水槽内にキスゴムなどで設置するため外掛け式のサテライトは水槽内が狭くなることがありません。

他の隔離BOXでは水槽内に設置するため出来ませんが、外掛け式であるサテライトなら水槽の左右、後ろにそれぞれサテライトを設置するなんて使い方も出来ます。

グッピーなどの卵胎生の魚が何匹も産仔しそうなとき、他の魚にいじめられている魚を何匹も隔離するときがあっても安心ですね。

外掛け式だけど本水槽と水質、水温を共有できる。

サテライトは外掛け式の隔離BOXですが、エアーポンプを利用しサテライト内本水槽の飼育水を送り込み本水槽と水質、水温を共有することが出来ます。

通常水量が1.2Lしかないと直ぐに水質、水温が変化し生体に悪影響を及ぼしますが、本水槽と水質、水温を共有することで水質、水温の変化があったとしても緩やかになり生体に影響が出づらくなります。

これはかなり大きいメリットなんじゃないでしょうか。

他の隔離BOXとは違いキスゴムなどが外れて隔離ケースから魚が逃げ出すことがない

通常の隔離BOXだと水槽内部にキスゴムで固定させるため、時折キスゴムが外れてしまい隔離していた生体が本水槽内に逃げてしまう事がありました。

しかし、このサテライトの場合外掛け式のためそのような事故が起きることはなく安心して使えます。

ただし、生体によってはサテライトのフタの閉め忘れによる飛び出し、脱走はありえますのでご注意ください。

水合わせにも使える

サテライトは本水槽と飼育水を共有することが出来ます。

その仕組みはエアーリフト式で本水槽の水を少しづつサテライト内部に送ることが出来、サテライト内部が水でいっぱいになったら本水槽にあふれた分だけ戻ります。

この仕組みを利用して水合わせをすることが出来ます。

そのやり方は

  1. サテライト内部に新しく入れる生体を水ごと入れます。(多くてもサテライトの半分くらい)
  2. エアーを調節しほんのちょこっとサテライト内部に本水槽の飼育水が入るようにします。
  3. サテライト内部の飼育水がいっぱいになる前にサテライト内部の水を少し(3分の1くらい)捨てます。
  4. またいっぱいになったらサテライトから生体だけを取り出して本水槽に移します。
  5. サテライト内に残った水は処分します。

ショップなどで新しく購入した生体と一緒に袋に入ってた水は薬などを使用した可能性もあるので、本水槽に入らないように気を付けてください。

サテライトを使用してみてのデメリット

実際に使用してみて他の隔離BOXと比べて見てのデメリットは

  • ゴミが溜まりやすい
  • エアーリフトの際のボコボコっと音が大きい

でしょうか。

それぞれ解説していきます。

サテライト底面にゴミが溜まりやすい

実際に使用し感じたのは、サテライトの底面にゴミが溜まりやすいです。

サテライト内部はほぼ水流がないので本水槽から飼育水とともに来たゴミやサテライト内部の生体の食べ残しやフンが溜まりやすい印象でした。

サテライト内部に生体がいると掃除もしづらく、スポイトなどで地道に掃除するしかないのが現状です。

エアーリフトの際のボコボコっと音が大きい

本水槽からサテライト内に流入する飼育水を多くするには、エアーの量を増やす必要があります。

しかし、エアーの量を増やしてしまうとボコボコボコっと音が大きくなってしまい、それを不快に感じてしまう方もいるかと思います。

この音はサテライトのグレードアップセットでかなり軽減できるそうです。

もし、サテライトを使ってみて音が気になる場合はグレードアップセットを購入してみてはいかがでしょう。

まとめ

サテライトを実際に使用してみて分かったメリットは

  • 外掛け式のため水槽内が狭くならない。
  • 外掛け式だけど本水槽と水質、水温を共有できる。
  • 他の隔離BOXとは違いキスゴムなどが外れて隔離ケースから魚が逃げ出すことがない
  • 水合わせにも使える。

と多く、逆に他の隔離BOXと比較してみてのデメリットは

  • ゴミが溜まりやすい
  • エアーリフトの際のボコボコっと音が大きい

でした。

デメリットこそはあるもののメリットの多さが凄まじいです。

個人的にはゴミが溜まりやすいのだけ何とかなれば完璧な隔離BOXかと思います。

グッピーなどの卵胎生の魚や弱った生体のために隔離BOXの購入を考えている方はサテライトを強くお勧めします。

それでは!

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